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ポメリーとブーブ。 in Champagne

昨晩、仕事を終えて、Parisに移動。北駅と東駅の間辺りにとったホテルから、朝のうちにTGVに乗って、Reimsに向かう。

前回はParisからの日帰りかつそのままLondonに帰るという強行軍で決行したChampagneの旅も、今回は若干の余裕を持って、Reims宿泊での一泊旅行である。

Reims到着後早速ホテルに荷物を預けて、前回駆け足で飛び回った街中をゆっくりと散策する。ノートルダム大聖堂を目指す途中には、シャンパンに合うビスケットとしてガイドブックなどに紹介されるFossierという可愛らしい菓子屋などが目に入る。
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そして訪れたReimsのノートルダム大聖堂は、歴代のフランス王の戴冠式が行われた場所である。中では何やら厳かに儀式が行われていた。
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大聖堂の隣にあるトー宮殿という場所は前回中をのぞいてみなかった場所である。入場料無料の博物館には、フランス王家に纏わる貴重な品々が据え置かれており、良い意味で期待を裏切ってくれた。
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次いで、Pommeryに向かいつつ立ち寄ったサン・レミ聖堂は、建物内の趣という意味ではノートルダム大聖堂よりも素敵であった。
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さて、Pommery。
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前回も訪れたこのChampagneメーカーは、比較的リーズナブルな価格帯で、シャンパンを提供しているが、クリアにドライな味は自分の趣向に合うのでお気に入りのメーカーの1つ。カーヴ内では、シャンパンの製造過程やら、Pommery社の古いヴィンテージやらをみせて頂いた後、お待ちかねのテイスティングを楽しむ。
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前回感動したPommery社の最高級ヴィンテージCuvée Louiseは前回と味が何となく違ったが、開けてから時間が経っていたのか、それとも前回は二日酔いで臨んだせいだったのだろうか。それよりも、今回の成果は、Summertimeと名付けられたBlanc de Blancs(白葡萄のChardonnay100%)のシャンパンだった。Wintertimeという銘柄のBlanc de Noirs(黒葡萄のPinot Noir and Meunier100%)との味の比較も面白く、すきっとしたChardonnay100%のシャンパンは口に合う一品だった。

Pommeryを後にして、お隣のVeuve Clicquot。
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黄色のカラーで日本では馴染み深いシャンパンメーカーである。マーケティングに成功しているせいか、Pommeryなどと比べ、特別格調高いという気もしないのだが、値段は少し高めに設定されている。
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日本人のガイドさんに案内されて、カーヴを回り、ヴィンテージの階段を上って出てくると、お待ちかねのテイスティングが待っている。
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今回はとにかく色々なシャンパンを試す。残念ながら、このメーカーのプレステージLa Grande Dameはいまひとつ口に合わず…。

多くのシャンパンを口にしていると、段々酔っ払って分からなくなってきたりもするが、味の違いは確かにあって面白い。そうした中で、メジャーなものとか、値段の高いものとか、そういった余計な基準でなく、自分なりの好きなものを見つけていけるのが、こうしたワイナリーとかシャンパンカーヴ巡りの醍醐味であろう。

  by gentlemandinner | 2008-06-07 23:55 | travel

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