陸尽き、海始まる。 -Sintra, Cabo da Roca-
ももんちょ氏のやんわり拒絶に屈せず、組み込んだ私リクエストの今日の予定。まずは、ロシオという駅からシントラという世界遺産の街に行く電車があるというので行ってみました・・・、が工事中。気を取り直してメトロでローマ・アレイロという鉄道駅へ。ここからローカル線で走ること40分。明るいのんびりとしたシントラの駅に着きます。
インフォメーションで、シントラ付近とロカ岬行のバスの時刻表を入手。適当に予定を決めて、まずは、シントラの街から見上げる丘にペーナ宮殿とムーアの城址というものを見に行きます。
ペーナ宮殿。漫画に出てきそうな形、配色の宮殿です。
そして、向こうの小高い丘に見えるのがムーアの城址。
あちらへは歩いて行くことに。
ムーアの城址。7,8世紀にムーア人によって築かれたと言われるお城ですが、現在はこのような城址だけが廃墟のように残っています。
そして、ここからの眺めは360度どこを向いても素晴らしい。
見下ろせばシントラの街。
大西洋の方角。
ペーナ宮殿。
バスでシントラの駅付近まで戻ってみたところ、ロカ岬行のバスが到着したので、タイミングよく乗ってしまいます。昼はとっくに過ぎていますが、所詮男2人。腹が減ってもガマン・・・。思えばポルトガルに入って食べたまともな食事は今朝のホテルのブレックファストくらいか・・・。
ロカ岬。シントラの駅からバスで約1時間。ここは、ユーラシア大陸最西端の岬。
10ユーロ払って、こんな証明書を発行してもらいました。
そこに書かれている言葉。
「陸尽き、海始まる。」
シンプルですが、いい言葉ですね。希望とか、ロマンとか、そんな印象を与えてくれます。で、私の隣では、これをポルトガル語に訳した「ドンデラ・・・」という言葉を念仏のように唱えて覚えていらっしゃる方が・・・。何に使うのでしょうね。
帰りのバスを待つ間に、パンをかじり、ひとまず飢えに耐えて、シントラに戻ります。
緑に囲まれたこじんまりとしたかわいらしい街。それがシントラの印象でした。
王宮などを見学後、リスボンに戻り、今晩こそ、まともなポルトガル料理を食べようと出掛けた先は「ポルトガル」という名のレストラン(笑)。
サラーダ・デ・ポルヴォ。タコのサラダですね。
クレム・デ・マリシュコ。魚介のスープ。結構濃厚な魚のスープ。マリシュコというのは魚介という意味のようです。
アローシュ・デ・マリシュコ。シーフードリゾットみたいな感じでとてもこくのある美味しいスープでした。でも、この鍋1杯が1人前なんですね。
魚介の盛り合わせ。英語では「sea food for 2 persons」と書いてあったのですが、数えてみると1人魚4、海老1を食べる計算。。。ポルトガル人が日本で魚定食をオーダーしたら怒りそうですね。
すっかりお腹いっぱいになって、そして魚臭くなった食後。ももんちょさんが行きたい所があるというので怪しげな路地を入っていきます。
で、ももんちょさんは、そのまま怪しげなお店に入って行きます。
そうか、ももんちょさんもコロちゃんと離れて2日目の夜。寂しいのか・・・。
とまあ、入ってみたお店はこんなところ。
ここはファドのお店。ファドというのは、ポルトガルの民衆歌謡で、リスボンの下町で生まれ、場末の酒場などで発展してきた、どちらかと言えば社会の底辺層が歌い、聞いて伝えられてきた音楽だそうです。そのせいか、実らぬ恋の悲しみ、人生の苦しみなど憂愁を感じさせるものが多いとか。
ファドを聴き、ワインを飲んで酔っ払います。
と、気分良くなったところに、私の隣の方角から、聞きなれた言語の、素晴らしく独創的なメロディが・・・。
「さくら~、さくら~」
さて、ホテルに帰りますか・・・。
インフォメーションで、シントラ付近とロカ岬行のバスの時刻表を入手。適当に予定を決めて、まずは、シントラの街から見上げる丘にペーナ宮殿とムーアの城址というものを見に行きます。
ペーナ宮殿。漫画に出てきそうな形、配色の宮殿です。
そして、向こうの小高い丘に見えるのがムーアの城址。
あちらへは歩いて行くことに。
ムーアの城址。7,8世紀にムーア人によって築かれたと言われるお城ですが、現在はこのような城址だけが廃墟のように残っています。
そして、ここからの眺めは360度どこを向いても素晴らしい。
見下ろせばシントラの街。
大西洋の方角。
ペーナ宮殿。
バスでシントラの駅付近まで戻ってみたところ、ロカ岬行のバスが到着したので、タイミングよく乗ってしまいます。昼はとっくに過ぎていますが、所詮男2人。腹が減ってもガマン・・・。思えばポルトガルに入って食べたまともな食事は今朝のホテルのブレックファストくらいか・・・。
ロカ岬。シントラの駅からバスで約1時間。ここは、ユーラシア大陸最西端の岬。
10ユーロ払って、こんな証明書を発行してもらいました。
そこに書かれている言葉。
「陸尽き、海始まる。」
シンプルですが、いい言葉ですね。希望とか、ロマンとか、そんな印象を与えてくれます。で、私の隣では、これをポルトガル語に訳した「ドンデラ・・・」という言葉を念仏のように唱えて覚えていらっしゃる方が・・・。何に使うのでしょうね。
帰りのバスを待つ間に、パンをかじり、ひとまず飢えに耐えて、シントラに戻ります。
緑に囲まれたこじんまりとしたかわいらしい街。それがシントラの印象でした。
王宮などを見学後、リスボンに戻り、今晩こそ、まともなポルトガル料理を食べようと出掛けた先は「ポルトガル」という名のレストラン(笑)。
サラーダ・デ・ポルヴォ。タコのサラダですね。
クレム・デ・マリシュコ。魚介のスープ。結構濃厚な魚のスープ。マリシュコというのは魚介という意味のようです。
アローシュ・デ・マリシュコ。シーフードリゾットみたいな感じでとてもこくのある美味しいスープでした。でも、この鍋1杯が1人前なんですね。
魚介の盛り合わせ。英語では「sea food for 2 persons」と書いてあったのですが、数えてみると1人魚4、海老1を食べる計算。。。ポルトガル人が日本で魚定食をオーダーしたら怒りそうですね。
すっかりお腹いっぱいになって、そして魚臭くなった食後。ももんちょさんが行きたい所があるというので怪しげな路地を入っていきます。
で、ももんちょさんは、そのまま怪しげなお店に入って行きます。
そうか、ももんちょさんもコロちゃんと離れて2日目の夜。寂しいのか・・・。
とまあ、入ってみたお店はこんなところ。
ここはファドのお店。ファドというのは、ポルトガルの民衆歌謡で、リスボンの下町で生まれ、場末の酒場などで発展してきた、どちらかと言えば社会の底辺層が歌い、聞いて伝えられてきた音楽だそうです。そのせいか、実らぬ恋の悲しみ、人生の苦しみなど憂愁を感じさせるものが多いとか。
ファドを聴き、ワインを飲んで酔っ払います。
と、気分良くなったところに、私の隣の方角から、聞きなれた言語の、素晴らしく独創的なメロディが・・・。
「さくら~、さくら~」
さて、ホテルに帰りますか・・・。
by gentlemandinner | 2006-12-17 18:11 | travel