光を求めて。 -Eze, Monaco-
ヨーロッパを旅行していると、我々日本人には肌寒く感じる中、水着姿で日光浴をされている方々を見かけることがありませんか?そして、バカンスはこぞって南に向かうということを耳にしたりもします。四季の区別がはっきりした日本に住む我々にはいまひとつ実感しにくいものでした。今回、日照時間の極めて短いLondonからCote d'Azurまで出向き、その「太陽、青空が恋しい♪」という感覚を少し実感できたような気がします(涙)。
夜がまだ明けず、霧の立ち込める中、ホテルを後にし、Avignonの中央駅に向かいます。駅で時刻表を眺めるとあるはずの電車がありません。どうしたことかなと訪ねてみると、
「これは、バスよ!」
と。。。どう見ても電車のチケット、しかも電車の予約サイトで予約したので、全く疑っていなかったのですが、早めに出てよかった・・・と。
バスでAvignon TGV駅へ。暗闇の霧の中、ホームにゆっくりと入ってくるTGV。
ここから3時間半ほどかけて、Niceに向かいます。Aix-en-Provence、Marseille、Toulon、Canneを経てNiceに入ります。途中Marseilleを過ぎた辺りから、電車は海岸線を走るのですが、ここからCanneに入るまでの車窓が私の感性には響きました。
赤茶けた岩肌、そこに力強く息づく濃い緑、地中海の濃紺、くすんだオレンジの屋根瓦に、桃色の壁を配した家並み。美しいけれど、素朴。車窓を通してでもおさめたいとカメラを取り出したとき、その変調に気付きます。
なぜか、画面がセピア色。セピアモードになんて変えたかなぁと調べてみましたが、どうもそうではないらしい。。。ここ数年、愛用し、酷使し続けたためか、長旅の疲れか、私のCyber Shot2号は悲鳴をあげてしまったようです。
そんなわけでNiceに着いてまず探したのが写真屋さん。Cyber Shot3号を手にするか、散々悩んだ挙句、久方ぶりの写るんです!を購入。
ホテルのチェックインを済ませ、Ezeという村に向かいます。
途中、Nice港を望む眺め。
ちなみにCyber Shot2号で撮った同じ風景。なんとも芸術的!?
続いて、Villefranche-sur-Merというところの絶景。
そして、これがEzeという村。丘の孤立した頂に城壁を築いて外敵の侵入を防いだ要塞村なのです。その外観から「鷲の巣村」と呼ばれているようです。
狭い村の中。
そして、村から見下ろす眺め。
そして、いよいよMonacoへ。なぜ、わざわざAvignonからわざわざ3時間半もかけて1泊だけとってやってきたか、その理由がここにあります。日本では毎週のように日曜の深夜に放送されるF1グランプリ。私は、ほとんど毎回これを見てきました。50周、60周、70周と周回を重ねるあのレースをずーっと眺めることを理解できない人も多いと思います。しかし、あの美しいマシンのフォルム、鳴り響く爆音は、私を魅了してやみません(笑)。
そして、MonacoはそのF1グランプリの中でも、特別な場所。所得税がかからないという特殊な税制のもとに、多くのレーサーや著名人もここに住居を定めていると聞きます。
Monaco公国の宮殿を見学し、
Monacoの街並みを一望。これら宮殿の傍から眺めた写真の範囲だけがMonacoという国。そして、高い建物が密集しているところだけがMonaco、まばらな別荘が建つ山の中腹より上は、フランス領。
そして、いよいよGPのコースに向かいます。
これがMonacoを一望する風景。
で、コースのイメージ。
このMapが写真の範囲を描いていて、港を取り囲むように描かれているグレーの部分がコースです。
さきほどのイメージ写真になぞっていくと・・・(あきれないで、ついてきてください・・・。)。
1 スタート・グリッド。道路に描かれたコの字型の枠みたいなもの。これが、2006年Monaco GPで、あのミヒャエル・シューマッハ(かどうかは、わかりませんが・・・。)がスタートしていったグリッド。
2 カジノ前のコーナー。マシンは右側の建物(Hotel de Paris)と左側の建物(カジノ)の間から、噴水の右側、Hotel de Parisの前を抜けて、手前の道を左の方に激走していきます。
あの有名なカジノ。
Hotel de Paris。
Cafe de Paris。
3 知る人ぞ知る(?)ローズ・ヘアピン。ヘアピンの頂点の正面にフェアモントホテルがあるのですが、これが昔はローズホテルと言ったことからついたヘアピンカーブの呼び名です。
フェラーリが爆音を上げていたので、「いいなぁ。。」と思いながらパシャ!
4 数あるF1グランプリの中で唯一のトンネル。国際会議場の下をくぐり抜けていきます。Monaco GP最速の場所。
5 今はスケートリンクになっているプール前のコーナー。
6 ラスカス。。。
恥かしながら、ほとんどの場所を、テレビでみてきた映像と古館さんの実況とに重ね合わせることができてしまいました。
夜がまだ明けず、霧の立ち込める中、ホテルを後にし、Avignonの中央駅に向かいます。駅で時刻表を眺めるとあるはずの電車がありません。どうしたことかなと訪ねてみると、
「これは、バスよ!」
と。。。どう見ても電車のチケット、しかも電車の予約サイトで予約したので、全く疑っていなかったのですが、早めに出てよかった・・・と。
バスでAvignon TGV駅へ。暗闇の霧の中、ホームにゆっくりと入ってくるTGV。
ここから3時間半ほどかけて、Niceに向かいます。Aix-en-Provence、Marseille、Toulon、Canneを経てNiceに入ります。途中Marseilleを過ぎた辺りから、電車は海岸線を走るのですが、ここからCanneに入るまでの車窓が私の感性には響きました。
赤茶けた岩肌、そこに力強く息づく濃い緑、地中海の濃紺、くすんだオレンジの屋根瓦に、桃色の壁を配した家並み。美しいけれど、素朴。車窓を通してでもおさめたいとカメラを取り出したとき、その変調に気付きます。
なぜか、画面がセピア色。セピアモードになんて変えたかなぁと調べてみましたが、どうもそうではないらしい。。。ここ数年、愛用し、酷使し続けたためか、長旅の疲れか、私のCyber Shot2号は悲鳴をあげてしまったようです。
そんなわけでNiceに着いてまず探したのが写真屋さん。Cyber Shot3号を手にするか、散々悩んだ挙句、久方ぶりの写るんです!を購入。
ホテルのチェックインを済ませ、Ezeという村に向かいます。
途中、Nice港を望む眺め。
ちなみにCyber Shot2号で撮った同じ風景。なんとも芸術的!?
続いて、Villefranche-sur-Merというところの絶景。
そして、これがEzeという村。丘の孤立した頂に城壁を築いて外敵の侵入を防いだ要塞村なのです。その外観から「鷲の巣村」と呼ばれているようです。
狭い村の中。
そして、村から見下ろす眺め。
そして、いよいよMonacoへ。なぜ、わざわざAvignonからわざわざ3時間半もかけて1泊だけとってやってきたか、その理由がここにあります。日本では毎週のように日曜の深夜に放送されるF1グランプリ。私は、ほとんど毎回これを見てきました。50周、60周、70周と周回を重ねるあのレースをずーっと眺めることを理解できない人も多いと思います。しかし、あの美しいマシンのフォルム、鳴り響く爆音は、私を魅了してやみません(笑)。
そして、MonacoはそのF1グランプリの中でも、特別な場所。所得税がかからないという特殊な税制のもとに、多くのレーサーや著名人もここに住居を定めていると聞きます。
Monaco公国の宮殿を見学し、
Monacoの街並みを一望。これら宮殿の傍から眺めた写真の範囲だけがMonacoという国。そして、高い建物が密集しているところだけがMonaco、まばらな別荘が建つ山の中腹より上は、フランス領。
そして、いよいよGPのコースに向かいます。
これがMonacoを一望する風景。
で、コースのイメージ。
このMapが写真の範囲を描いていて、港を取り囲むように描かれているグレーの部分がコースです。
さきほどのイメージ写真になぞっていくと・・・(あきれないで、ついてきてください・・・。)。
1 スタート・グリッド。道路に描かれたコの字型の枠みたいなもの。これが、2006年Monaco GPで、あのミヒャエル・シューマッハ(かどうかは、わかりませんが・・・。)がスタートしていったグリッド。
2 カジノ前のコーナー。マシンは右側の建物(Hotel de Paris)と左側の建物(カジノ)の間から、噴水の右側、Hotel de Parisの前を抜けて、手前の道を左の方に激走していきます。
あの有名なカジノ。
Hotel de Paris。
Cafe de Paris。
3 知る人ぞ知る(?)ローズ・ヘアピン。ヘアピンの頂点の正面にフェアモントホテルがあるのですが、これが昔はローズホテルと言ったことからついたヘアピンカーブの呼び名です。
フェラーリが爆音を上げていたので、「いいなぁ。。」と思いながらパシャ!
4 数あるF1グランプリの中で唯一のトンネル。国際会議場の下をくぐり抜けていきます。Monaco GP最速の場所。
5 今はスケートリンクになっているプール前のコーナー。
6 ラスカス。。。
恥かしながら、ほとんどの場所を、テレビでみてきた映像と古館さんの実況とに重ね合わせることができてしまいました。
by gentlemandinner | 2006-12-28 23:56 | travel