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バラック。

今日は、久しぶりのフットボール。「久しぶり」という言葉に違和感を感じられる方もおられようが、今回は「やる」という意味である。少年時代から10年続けた競技も、邪な意図もあってか、大学に入って安易にテニサーに流れ(テニサーの皆様ごめんなさい。)、以来、大学時代に確実に心肺機能が低下。そして、今に至って、たいした体重の変化がないことに鑑みると、筋肉が脂肪に置き換わったとしか思われない。何はともあれ、たまに行けば、こちらで発達してしまったイメージと、自らの現実とのギャップに失望し、間隔を置く、また、やはりやりたくなって、参加する。そんなことの繰り返しである。

そして、今日の結果は、勿論、振り返らないことにする。今日は昨日に続き、25度越えの快晴。天気のせいにでもしておこう。

さて、今日は、Londonのはるか北、中立地Old Trafordで大事な一戦が行われた。相手がロバーズ(現在プレミアでは下位に低迷している。)だけに、さすがに大丈夫だろうと、わざわざ出向く気はしなかった。

やる方のフットボールの後、メンバーでごく当たり前のようにPubでビールを飲みながらFA CupのSemi Finalを観戦する。Londonでの正しい休日の過ごし方の1つである。

戦前の予想に反し、ロバーズの抵抗に合う。無理もない、こちらは、残る3タイトルのうちの1つ。組し易い相手。対して、ロバーズは、今シーズンの全てをここに賭けているといって過言ではない。

1-1で延長へ。PK戦もちらつき始めたとき。

ミヒャエル・バラックの決勝ゴール。

言わずと知れたドイツ代表のキャプテン。今シーズン、シェバと共に多額の資金が投じられてCFCに鳴り物入りで加入した看板選手も、シーズン中盤まで、CFCのスタイル、プレミアに馴染めず、シーズン後半はBluesサポの批判を一身に浴びてきた。個人的には、必要以上の非難を浴びているようにも感じていたが、ドイツ人がイングランドで受け入れられるためには、やはり、分かりやすい結果を残すしかなかったのだろう。

しかし、この男。CL 1st stageでのFC Portoに対する決勝ゴール。そして今日。その星の下に生まれるという人はいるものである。

新生ウェンブリーでの決勝が待ち遠しい。

  by gentlemandinner | 2007-04-15 22:12 | football

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