シテ。 in Carcassonne
前夜、盛り上がって夜遅くまでSOHOの辺りで飲み、明らかに抜け切らない酒を感じながら、とりあえず、バスで寝て、飛行機で寝て、やって来たCarcassonneという街。本来なら、いつか時間を作って、近くの街と合わせて周りたいところであるが、得てして、その「いつか」がやって来ないということになる。訪れたいところは、兎にも角にも出掛けてみる。
ここは、ピレネー山脈に程近いFrance南部の街。期待するものは、このシテと呼ばれる城塞都市であった。
オード川の向こうの丘に、悠然と佇む、城壁に囲まれた中世の街である。ここは、かつて17世紀まではSpainとの国境があり、そして、地中海と大西洋を結ぶ交通の要所でもあったそうだ。巨大な城塞が築かれる意味があったわけである。
城塞の中は、中世さながらの古い街並み。
そして、城門からまっすぐ歩いていくと、ほどなくコンタル城という城に突き当たる。
城壁の上からは、Carcassonneの街を見渡すことができ、味のある古い橙色の屋根瓦が見られる。
城の脇の方を下っていくと、内側の城壁から外に出ることができる。そして、この城塞のすごいところは、堅固な城壁が二重に街を取り囲み、これを守っているというところである。
円錐形の屋根が、無骨な城塞を、どこか可愛らしいものに見せている。
シテの外に広がる葡萄畑。
シテのある丘を下りつつ、何度も何度も振り返り眺めた。それだけの美しい城塞都市だったと思う。
夕暮れ時のシテは、日中と違う趣があり、日が沈んでライトに照らされて浮かび上がるそれは、また印象に残る美しさを見せる。
さて、シテを離れて、街中の広場では、近くの(多分…。)幾つかのシャトーからことしのワインが運び込まれ、試飲のイベントが行われていた。
そして、Franceを訪れる度に、毎回楽しみなのは、やはり食事である。
Londonで生活を始めてからというもの、旅における食事の重要さを、今まで以上に意識するようになった気がする。
ここは、ピレネー山脈に程近いFrance南部の街。期待するものは、このシテと呼ばれる城塞都市であった。
オード川の向こうの丘に、悠然と佇む、城壁に囲まれた中世の街である。ここは、かつて17世紀まではSpainとの国境があり、そして、地中海と大西洋を結ぶ交通の要所でもあったそうだ。巨大な城塞が築かれる意味があったわけである。
城塞の中は、中世さながらの古い街並み。
そして、城門からまっすぐ歩いていくと、ほどなくコンタル城という城に突き当たる。
城壁の上からは、Carcassonneの街を見渡すことができ、味のある古い橙色の屋根瓦が見られる。
城の脇の方を下っていくと、内側の城壁から外に出ることができる。そして、この城塞のすごいところは、堅固な城壁が二重に街を取り囲み、これを守っているというところである。
円錐形の屋根が、無骨な城塞を、どこか可愛らしいものに見せている。
シテの外に広がる葡萄畑。
シテのある丘を下りつつ、何度も何度も振り返り眺めた。それだけの美しい城塞都市だったと思う。
夕暮れ時のシテは、日中と違う趣があり、日が沈んでライトに照らされて浮かび上がるそれは、また印象に残る美しさを見せる。
さて、シテを離れて、街中の広場では、近くの(多分…。)幾つかのシャトーからことしのワインが運び込まれ、試飲のイベントが行われていた。
そして、Franceを訪れる度に、毎回楽しみなのは、やはり食事である。
Londonで生活を始めてからというもの、旅における食事の重要さを、今まで以上に意識するようになった気がする。
by gentlemandinner | 2007-10-20 22:39 | travel