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31から32。

31から32という、何の節目にもならない誕生日ともなると、正直あまり感慨もない。「今年は**をする!」なんて抱負もないし、考えようとすらしていない…。親からは、「そろそろ、30数歳でしたっけ?」なんてメールが届き、「『数』歳」というところに、思わず苦笑いをしてしまった。

そういえば去年は何をしていたっけ、と手帳をめくって見ると、案の定、普通に友達と飲んだくれていたようであるし、それも、誕生日だから集まってくれた、というでもなく、ただよくある日常の食事といった具合だった記憶。敢えて申告するまでもないので、静かに31歳を迎えた覚えがある。

今年は、ふと友人から舞い込んできた、友人とそのボスのお誘いにより、ゴルフをすることになっていた。自分の父親とまではいかないが、随分歳の離れた方々とのお付き合いも、この街に住むようになってから機会が増えたものである。

ハーフを回ったあたりで、クラブのマネージャーの方から、声を掛けられ、「○×さんから『皆さんにドリンクのサービスしてください。』って言われていますので後でどうぞ。」と聞かされる。そういえばつい先日、仲間の送別会をした際に、たまたま4月生まれが多くて、誕生日に何をしているか、なんて話をしたっけ。予期せぬ友人の心遣いが嬉しい。

白状すると、私自身は、古くから仲の良い友人らの誕生日ですらあまり覚えていないし、こういう気の利いたことってできない性質である。この週末は、また別の友人らの集まりにも参加したが、そこでも、「誕生日だったよね?」なんて言ってシャンパンをくれたりと、ほんのり心の温まるサプライズがあったりもして、何の感慨もなかったはずの32歳の到来が、思いがけず、色んな人に囲まれることになって、やっぱり誕生日って捨てたもんじゃない!?なんて思うことになった。

  by gentlemandinner | 2008-04-12 22:37 | london life

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