カテゴリ:tokyo life( 8 )

 

蒼の虜。

Londonでの2年間は夢のような生活だった。

でも、Londonという場所、Londonでの出会いに色々なことを教えられ、もっと知りたいこと、見たいこと、聴きたいことができた。

僕は、とても欲深い人間だと思う。

また夢を見たくなってしまう。

いつか、こんな生活があったらいいな、とつい思ってしまう。

それには、この国がもっと色々な意味で成熟しないと実現しないかもしれないけれど。

Londonに居た僕から見れば、もしかしたら、ちっぽけかもしれないけれど。

贅沢かもしれないけれど。

一年に一度、一月のバカンスが欲しい。

だって、多くの国では、当たり前のことだから。

そんな生活ができたら、どれだけのことができるだろう。

大好きなこと?

行ってみたいところ?

今行ってみたいのはどこだろう?

ケニア?南ア?タンザニア?イスラエル?グリーンランド?

・・・。

とりあえず、5月にLondonにいたい。・・・笑。

結局それか・・・。

それでも5月は、やっぱりfootball。

とある友人がこんなプランを提供してくれた。

4/25 Westham v Blues @London
4/26 Valencia v Barca @Valencia
4/28 Barca v Blues @Barca
4/29 Man U v Ganners @Manchester
5/2 Blues v Fulham @London
5/3 Real Madrid v Barca @Madrid
5/5 Ganners v Man U @London
5/6 Blues v Barca @London
5/9 Ganners v Blues @London
(一番行ってみたかったのは、4/28のCamp NouのAway。100000分の2000の熱狂と興奮は究極のfootballを味わえただろう。)

ちょっとスペインとイギリスを行ったり来たりすれば十分実現可能なプランだ。

5月の最後の週には、FAとCLのfinalがある。

なんて思いを馳せながら、明日の早朝を楽しみに待つ。

何と言われようが、明日が全てである。

大好きなRickyが1stチョイスでなくなったり、Florentがいつの間にか重宝されていたり、変わったところもあるけれど、あの時のように、JTがいて、Chechがいて、2人のMichaelがいて、Didier がいて、そしてFrankがいる。

そして、1st regは確かに結果を残した。

PremierとLigaのサポ、文化の違いが色濃く出た試合だったと思う。

直後のClassicoがそれを実証してくれた。

Blue is the Colour!!を歌って待ちたい。
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  by gentlemandinner | 2009-05-05 23:52 | tokyo life

キー様。

ヨン様というのは知っていたが、キー様というのは知らなかった。

何だか、そういう凄いピアニストがいるらしい、ということを知ったのがLondonでのこと。

そんなお方が、近所のホールでリサイタルを開くというので行ってみた。

キー様がキー様である所以が少し分かった気がする。

大好きなChopinの名曲が素敵な演奏会だった。
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  by gentlemandinner | 2009-04-19 23:42 | tokyo life

OASIS

来日中のOASISのライブを聞きに行く機会に恵まれた。

好きなアーティストを思い浮かべると、Police、George Michael、Clapton、Coldplay・・・。

どういうわけかUKのアーティストが多い。

一般に陽気で明るく派手なアメリカンロックと比べて、どちらかといえば重厚で渋めのテイストが自分に合うのかも知れない。

このテイストには多分にUKの曇天の重苦しさを思い浮かべることができ、懐かしさを感じないでもない。

OASISもManchesterという中北部の、概して晴天に恵まれることの少ない街から生まれたバンドである。

幕張の会場では、詰め掛けた観衆と共に、独特のスタイルで熱唱するLiam Gallagherのボーカルに酔い、心地の良い疲れを感じることができた。
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  by gentlemandinner | 2009-04-06 23:59 | tokyo life

13日の金曜日は愛の記念日!?

ローマ皇帝の迫害下で殉教した聖ウァレンティヌスに由来する記念日であるとされているSt. Valentine's Day。

言わずと知れたチョコレートの日である!?

何の因果だろうか、今年は土曜日にあたっており、当然のことながら、金曜日は13日。13日の金曜日である。そんな日も、日本にあってはお構いなく、わが社にあっては、毎年のこと、一大イベントとなる。

中小企業規模の社内で飛び交うお菓子の数やざっと見積もって2,3千。お菓子の大移動がわが社内で行われている。

いい加減お互いやめたらいいんじゃないの?さはさりながら、ないと寂しかったりもするかも!?みたいな微妙な男心。。。もとい、おじさん心。。。そんなことを冷静に感じちゃったりしているのも歳のせいなのだろうか。

でも、ロンドンで、男性たちが、私よりずっと年上のオジサマもが、ひとりの大切な人のためであろう、薔薇の花を片手に我が家に向かう、それがあまりにも自然で素敵だなと思った。
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  by gentlemandinner | 2009-02-17 02:09 | tokyo life

ワインと食と音楽。

帰国後ようやく聴きに行った初のコンサートは、Krystian Zimermanの日本での20年ぶりの協奏曲。彼の故郷であるPolandの作曲家Lutstawskiが彼のために作ったというPiano Concertoだった。

感想と言えば、Londonで聴いた何というか彼の透明感のある心に響くような音が生かされていなかった。その後の、BeethovenのSymphony No.5がそれなりだったことを考えると、オケの練習不足だったのだろうか。偉そうにモノを言える立場でもないけれど、正直なところ消化不良気味。来春のソロリサイタルに足を運びたいと固く決意した。

ワインと食。最近はまっているのが白ワインのMontrachet。DRCのMontrachetはさすがに飲んだことがないが、このワインを飲むと、chardonnayという葡萄の凄さを改めて感じる。Champagneのblanc de blanc、Chablis、Montrachet、いずれもchardonnayから造られる白ワインであって、爽やかな、軽やかな飲み心地の良さを持ち合わせていながら、それぞれの個性がしっかりとしていて、全く別物のワイン。

僕がMontrachetを好きだと思うのは、そんな爽やかさと軽やかさというchardonnayの共通点もさることながら、oakyと表現される樽香である。Bourgogneの赤のためのグラスに似た形状のワイングラスに口を近づけた時に漂ってくる香り、口をつけたときの香りが何とも言えず、嫌味なく入ってきて、ふわーっと広がってくる。Islands moltに分類されるsingle moltの程よいピートの香りが好きな僕にはすんなりと受け入れられる心地の良い香りである。

そして、誘って頂いたランチは、ワインのマーケティングをされている方、金融関係の社長さん、お医者さんとの、Montrachetランチなるものだった。造り手の代表者がBourgogneから、場となったホテルの料理長が香港からいらしていたり、ちょっとしたインターナショナルなランチ。食事は造り手であるLeflaiveのChablisとPuligny、Chassagne、Batardの各Montrachetに合わせたもので、満足しないはずもないものだった。

束の間の休息でした。
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  by gentlemandinner | 2008-11-25 00:52 | tokyo life

The Last Lecture

帰国して以来、貪るように本を読んでいる。元々読書は好きな方で、どんなに忙しくて帰宅が遅くなってもそのままベッドに倒れこむことは少なかったように思う。

Londonで本屋に入っても、パッと目に入ってくる中で、どれが魅力的な本であるか、残念ながら言語的に一覧性がない。翻って、日本で本屋に入ると、一覧したときに大体どんな本であるかという情報が圧倒的に分かりやすいため、つい欲しい本を手にしてしまう。何度か本屋に立ち寄って5冊、6冊とまとめ買いをすることしばしば。

ジャンルも様々で、法律書はもとより、娯楽的な小説から、関心を持ったお酒に関するもの、心を豊かにする類の本と様々。僕は一冊読んで、次の一冊という読み方でなく、何冊かの本を気分に応じて並行して読むことが多い。そして、気になったことが書かれていたり、心に留まるものがあれば、ページの端を折る。何かのときにふとパラパラめくって眺めてみるためだ。綺麗に線を引っ張ったりすることはしない。

最近読み終えた本の中で、折り目をつけたページが多かったのが、The Last Lectureという本である。2007年9月18日、ピッツバーグのカーネギーメロン大学の講堂で1人の教授が「最後の講義」を行った。同大学教授であったランディ・パウシュによるものだ。彼は授業の1ヵ月前に膵臓癌の転移により余命宣告を受けていた。

この著書はもとより、その授業を収録したDVDは、彼の生き様を鮮明に描き出すものだった。諸先生方には大変申し訳ないが、僕はこれほどimpressiveな講義を聴いたことがない。勿論、余命宣告を受けているという特別な背景による効果もあるのだろうが、これほどにスピーカーの魅力に引き込まれるような授業は味わったことがない。全く悲壮感を感じさせることなく、自らの人生を楽しいと言い切り、まさに今を心から楽しみながらユーモアを交えて語る彼に羨ましいとさえ思えた。その裏でどれだけの涙を流したかは忘れてはならないだろうが。

彼が、どんな夢を抱き、どのようにそれを実現し、実現できなかったものに何を得たか、そして、他人の夢をどう助けてきたか。そんなテーマの中に、色々なヒントがあった。そして、講義が終わりに近づいたあたりの場面に大きな感動もあり、講義は大きな拍手と共に終了する。

様々な言葉が、中には当たり前と思えることであっても、自分の生き方に照らし、確認できたり、発見できたり、こうした素晴らしい人の言葉として受けとめてみると、自分の中に響いてくる。不本意であったに違いないだろうが、彼の人生は、彼以上に長く生きた多くの人よりも幸せに溢れていたのではないだろうか。

僕は折に触れて、彼の講義を聴くだろう。こんな風に生きてみたいものである。


***
彼のlectureは下記のwebで視聴できる。
http://download.srv.cs.cmu.edu/~pausch/
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  by gentlemandinner | 2008-08-22 22:17 | tokyo life

14年。

帰国直前の色々な素敵な思い出もアップしきれていないままに早くも帰国後一月になろうとしている。この間、2年の不在ということもあり、中高大、修習、同業、ロンドンで出会った友人達とランチ、ドリンクと無理矢理予定を詰め込み、加えて職場の挨拶、引越し等々慌しく過ごしてきた。

引っ越した先は、しばらく実家からの通勤地獄に苦しみ、その反動もあって都心に部屋を借りた。それにしても、この日本の便利さはなんだろう。引っ越して一週間ながら、ネットで注文した多くの家具は引越し当日にやってきて、インフラ周りはネットも含めて快適に過ごせる状態になっている。チェルシー戦のためだけに申し込んだと言っても過言でないスカパーも開幕までに何とか間に合う見通しだ。この便利さやサービスは、カスタマーの立場にあるときは有難いことこの上ないものの、多くの方がどんな形にせよ、サービサーの側にいると考えたときに、自分の首を絞めているんじゃないの?というのはよくLondonの日本人コミュで話題に上ったりもするのであるが。

それはさておき、何はともあれ、この便利さは安心感があってよい。加えてLondonのファーニシュトのフラットはそれはそれで便利ではあるが、自分なりのアレンジはそれなりに楽しいものである。

そんな風にバタバタ過ごし、一月経ってなお、「どこで乗り換えるんだっけなー。」と、ぱっと思い浮かばない地下鉄、つい右側に立って顰蹙をかうエスカレータ、降り先の階のボタンを押して、閉めるボタンを押さずに厳しい視線を浴びるエレベータ、女性が待ってくれたりする扉、などなどとまどうことが多い。

そんな中、ようやく慣れてきたものといえば、この蒸し暑さだろうか。Londonを離れるときは、暖かくなってきたとはいえ、手放せなかった上着。暑いのは暑いなりに一日中ハーパン半袖で過ごせるのも気持ち良いと思えるようになり、そして今日出かけた高校サッカー部のOB会。

正直こんなに走ることになるとは思ってもいなかったのだが、御歳60になる当時の顧問から、「◎×ーーー!!!(私の名前)」という怒声が飛んでくると、「いやいや、私も卒業してから14年経っていますから…。」と内心思いつつも、反応して頑張って走らざるを得ない、この感覚が染み付いた体。

そして、体を痛めつけた後の麦酒は何とも言えない味がする。14年経って、皆共に過ごした以上の時間を、それぞれの世界で生きていながら、サッカーをして酒を酌み交わせば、当時に舞い戻る。この不思議な男子校の仲間は何とも言えない居心地の良さがある。
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  by gentlemandinner | 2008-08-09 21:13 | tokyo life

蚊。

帰国して翌日、早速せねばならない家探し。時差ボケで、紹介してもらっていたにもかかわらず、すっぽかしそうになってしまったエージェントのアポに何とか間に合い、久々に出掛けた東京都心部。

蒸し暑い、凄まじい人混み、圧迫感あって統一性のないビル群に辟易しつつ、多くの物件を連れて回って頂いた。

そして、1日過ごして、足が痒い。蚊に刺された。

この数ヶ月、いまだ記せていないが、ロンドンやヨーロッパで、足を運び、心から素晴らしいと思えたスポーツと藝術の数々のイベント。日本の夏は暑いし、晴れの日が多いし、こうしたものって日本でも成り立たないのかな、と思っていたが、日本の緑の中では蚊取り線香なしにはとても足を運べないであろう。ロンドンでは網戸なんてものはなく、蝿や見たことのない虫が入ってきたりもしたが、蚊にさされるということはなかった。

そうしたことも、いつの間にか当たり前として過ごしてきた2年間。もちろん、ここで偏頗的にどちらが良い、悪いというつもりもないが、こうした"違い"というものは、新鮮な感覚でいるうちでないと、忘れ去ってしまうものでもあるから少し綴っておきたいと思う。

生真面目に整列する駅のホーム、車がいないのに渡る人のいない赤信号の横断歩道、皆こ奇麗にしているが、単色で似通った衣装の乗客、つい右側に立ってしまうエスカレータ、ゴミの散乱していない地下鉄の車内、どこに乗れば乗り換えに便利か表示された地下鉄のホーム、あろうことか置き忘れてしまった財布を自宅まで届けてくださったタクシーの運転手、暑い日差しにかかわらず、サングラスを掛けた人の少ない街中…。

とまあ、色々あるが些細なことである。些細であるが故に、普段気付かないことでもあるのだろうが、当たり前のことが、ちょっと違ったところに行けば、当然のものではなくなる。そうしたことも、初めての海外生活を満喫できたからこそなのだろう。そして、些細であって、すぐに順応していくこともあるが、それ以上に、どうしても慣れていけないだろうし、慣れていく必要もないと思うこともある。

そうしたことは、流されることなく、大切に守っていきたいと思う。
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  by gentlemandinner | 2008-07-16 23:50 | tokyo life

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