カテゴリ:City Life( 9 )

 

日本人的プレゼン。

どちらかと言えば苦手である。そして、勿論例外もあり、俺はそんなことない、と反論したい人もいるだろうが、日本の弁護士は概してプレゼンが下手であると思う。口頭主義の建前はともかく、書面中心で行われる裁判のせいか、あるいは、伝統的にビジネス・デベロップメント的なセミナーを開いたりする機会が少なかったせいか、イメージに反して、プレゼン能力が低いように感じる。

元々感じていたことだが、それは、渡英してから、語学研修中のトレーニングやら、所内でのセミナーやら、折に触れ感じてきたことである。こちらのロイヤーは所内でも外向けでも、頻繁にプレゼンの機会を設けており、そして一般に見栄えのするプレゼンをしている人が多い。

今日は、テーマが自分の関心分野だったこともあり、夕方から外部のセミナーに出掛けてきた。そして、スピーカーが海外経験も豊富な日本の要職に就いておられる方であったため(弁護士ではない。)、外人相手にどんなプレゼンをするのかな、といった興味もあった。

が、プレゼンの中身や、質問の捌き方はともかく、些か失望感のあるプレゼンだった。スピーカーの方が、挨拶を終えて、座って原稿を読み始めたとき、一部から失笑のようなものが漏れたと感じたのだが、気のせいではないだろう。座って原稿を読む、というやり方は、恐らくイギリス人的プレゼンではあり得ない。勿論、プレゼンの中身、ストラクチャは大切なものであるが、同じようにデリバリーというものにも意味がある。座って原稿を読むというのは、聴かせるという意味において、それを放棄するようなやり方であろうし、何しろ格好悪い。

身振り、手振り、笑い、こちらのプレゼンのやり方には見習うべきものが多い。

自戒をこめて…。
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  by gentlemandinner | 2008-04-16 22:12 | City Life

ファーストネーム。

朝に職場で交し合う挨拶、通りがかりに掛けられる言葉。いつもどことなく気持ち良さを感じるのは、目と目が合わさり、"Hi"とか、"Hello"の後に「○×△□(平仮名4文字の私の名前。)」が付いてくるせいだろうか。いつも決まってファーストネームが付いてくる。

ふと考えてみると、職場であろうと目上の人に対してであろうと、ファーストネームで呼び合う慣習が、この心地良い挨拶に大きく貢献しているように感じる。勿論「おはよう!●▽さん。」というのが何もおかしいわけではないが、「おはよう!」という清々しい朝の言葉と苗字+「さん」の持つどこか堅苦しい印象が何となくミスマッチであると感じるのは私だけだろうか。こんな風に名前まで付して挨拶するのは挨拶の受け手が気付いていない場合に限られるように感じるのである。

ちなみに、中国人や韓国人のように、イングリッシュネームを持たない日本人は、ガイジン(※日本人以外の趣旨。)が覚え易く、かつ呼び易いように、ファーストネームの最初の2文字で呼んでもらう等、自分の名前を少し短縮して呼んでもらう方が多いように感じる。多くのアジア系の国の方は、Jamesだったり、Tomだったり、好き勝手なイングリッシュネーム(しかも、母国でのオリジナルな名前と何らかの関連性を持っている例を、少なくとも私は知らない。)を使っているが、平気な顔をして「Davidと呼んでくれ。」なんて言うことは私にはとてもできない。子供のときから併用しているインターナショナルな人であれば兎も角、物心付いた時から慣れ親しんだ母国語の名前と全く関係ない名前に愛着を持てるものだろうか。それ以前に、そのイングリッシュネームで呼び掛けられて、自分のことと認識できるものなのだろうか。

そして、私自身は、Londonの大学に通い始めた頃には、日本人でも若干発音し難いであろう、「○×△□」という名前を、一度で覚えてくれるガイジンがいるはずもなく、いつしか、楽をするようになって、初対面から"I'm ○×."と言い放つようになっていた。これは、中高の6年間を男子校で過ごし、親しい友人にも苗字で呼ばれ続けた私にとっては革新的なことである(ってほど大袈裟なものでもないか…。)。その中高では、恐らく多くの男子校で共通するのであろうが、親しいか否かにかかわらず、苗字で呼び合うのが主流で、下の名前で呼ばれるのは同姓がいるような例外事例に限られていたように感じる。少なくとも、サッカー部の同期の中で、ファーストネームで呼ばれていたのは、学年に同姓がいたケースと、三浦和良が輝いていたJリーグ発足時に、皆の前で堂々と「Kazuって呼んでくれ。」と言い放ち、強引にもそのように呼ばれるようになったケースだけである。

そんな形でLL.M.の友人たちは私のことを「○×」として認識しているのだが、今の事務所では、「○×△□」という平仮名4文字の名前を覚えて貰っている。元々は、採用時に面接を受けたボスとメールでやり取りした際に、何となくメールで使う名前に「○×」という平仮名でもアルファベットでも些か心許ない名前を記すのに抵抗があって「○×△□」を使ったことによる。日本語堪能なボスがあっさりと「○×△□」を覚えてくれたおかげで、以後会う同僚にはボスから「○×△□」として紹介され、私も十中八九聞き返されるのであるが、"I'm ○×△□."と言うようになったというわけだ。そして今では皆が「○×△-□」と3つ目の母音が伸びた感じで呼んでくれている。本来の名前をきちんと覚えて貰い、かつ呼んで貰うというのは意外と気持ちの良いものである。
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  by gentlemandinner | 2008-04-01 23:08 | City Life

FTに見るCity firm。

仕事に関係することを書くつもりはあまりないのだが、FTに一連の面白い記事を見つけたので記しておきたい。

"City law firms to reform hourly fee system after client complaints"
"Legal firms pressed to reform as profits mount up"

この2つは共に、依頼者からの不満のため、City firm(Londonのメガファームを指していう。最近では、新しくCanary Warfに金融街ができたことに伴い、幾つかのファームが移転しているが、元々大手のファームがCityに集中していたことからこのように呼ぶ。ちなみに、これと対極にある事務所のことをhigh street firmと呼ぶそうだ。)が、hourly rate baseのlegal feeの請求方法について、見直しを迫られていることを指摘する内容である。

プロフェッショナル(医者や弁護士、会計士といった資格を有する職業に限らず、広い意味での専門的知識、を要する職をイメージしている。)の報酬というものについては、その妥当な対価を決めることは難しい。それが高いか安いかは、それらプロフェッショナルサービスに対する社会の意識レベルにも大きく左右されるだろう。例えば、(自身のことはともかく)日本の弁護士の資質や職業意識の高さは、一般論として際立っていると感じるが、それに反して日本の弁護士報酬は安い。と、書いたところで、日本企業で働く多くの方からは猛烈な批判を浴びるであろう。

多かれ少なかれどの国でも、legal feeというものはコストでしかなく、マイナスのリスクを軽減するための費用でしかない。どう頑張ってみても積極的なプラスを生み出すものではない。従って、企業の姿勢はそこに大きな費用を割くことに消極的になるのだろう。その傾向がとりわけ日本の場合には強いと感じる。時に、会社に多大な損失をもたらすリスクを取り除いているとしても、それが顕在化しないときには気付かないものである。

一方、例えば、ビジネスを前に進める方向でのコンサルティング・フィーやインベストメント・バンクのアドバイザリー・フィーはリーガル・フィーに比してはるかに高いと感じる。それが比較的寛容に受け入れられているのは(渋々払われているという意見もあるだろうが。)、直接的にビジネスを前に進め、分かりやすい利益をもたらしてくれるからなのだろう。

ちなみに、公になっているCity firmのhourly rateは、そうは言ってもトンでもなく高いと感じる。パートナークラスになれば600ポンドを超えるのが当たり前で、800ポンドを超える方もいるそうだ。為替のことはさておいても、これは驚くべき数字である。

"Long hours lead a fifth of new entrants to exit door"

長時間労働を迫られるCity firmの若いアソシエイトが、bankを中心とした他の職を求め、事務所を出て行く傾向が指摘されている。hourly rateの報酬請求の体系の下、若いアソシエイトは、要求される労働時間のプレッシャーを受け、それを満たすべく"midnight monkey"が如く働き、それに耐えられず、事務所を去っていくのだという。

hourly rateがアソシエイトにかけるプレッシャーは、確かに存在するように思うのだが、感じるプレッシャーの種類が日本とは少し違うだろう。日本のアソシエイトの場合、無茶に働いているため、意識せずとも要求水準を満たしているのでそこにプレッシャーを感じることはあまりないのではないだろうか。年間のチャージされた時間を比べると、日本の大手法律事務所のアソシエイト弁護士は、City firmのアソシエイトの2倍の時間を働くとも言われており、それはさほど誇張された数字でもないように思われる。どちらかと言えば、変な時間を計上するわけにもいかないので、全力疾走を明けても暮れても求められているような感覚があるのと、いつの間にか自らの大事な時間を切り売りしているような感覚を覚えるのが、hourly rate制の嫌いなところである。

ところで、興味深いのは、bankが新たな職として主なターゲットとなっていることか。分からないでもない、彼等はbankで働く方と接する機会を多く有し、主として2つのことに関心を持つのではなかろうか。一つは、プロジェクトの主役となれること。そこに付き纏うリスクはともかくとして、脇役であるビジネス・ロイヤーよりも、主体となって仕事をしてみたいと思う人が出てもおかしくはない。二つ目は、先に述べた彼らの得る報酬か。hourly rateの下に、自らの時間を削ってなんぼの世界と比べたときに、隣の芝が青く見えたりもするのだろう。その芝が本当に青ければよいのだが…。

"Concierge hired to do the chores for staff"

忙しく働くアソシエイトの代わりに、家事をこなすコンシェルジュの必要性が指摘されている。優秀なアソシエイトを確保するためにはこうした給与外のベネフィットが求められるのだそうだ。

アソシエイトの求めていることってこういうことなのかな、という気もしないでもないが、City firmでは多かれ少なかれ、こうした制度を含め、違和感あるベネフィットが既に存在しているようだ。

"Diligent and a long way from Chancery Lane"

ここでいう、"Chancery Lane"とはLondonの法曹界といった意味合いで使われている。日本の役所を総称して「霞ヶ関」というのと同じようなものだ。ドキュメントの作成などが、LondonのCity firmからインドなどに外注されている事実とそれが今後さらに進むという指摘。

他の産業で、例えば、カスタマーサービスなどのコールセンターの多くがインドに置かれているというのは、よく知られた事実であるが、要はそれと同じ発想である。

翻ってみると、England & Walesのqualificationにコンバートせずに、本国資格のまま働いているオーストラリア人やインド人のロイヤーはたくさんいるし、彼らに言わせると、England & Walesと自国の法制度に大きな差はないという。

その延長で外注という発想が成り立つのであろうが、そもそもそんな感覚でいいのかな、という違和感を感じると共に、実は外注できる程度の仕事さえも、現状ではその多くは、先のトンでもなく高いチャージで請求されていることもままある、ということになりはしないだろうか、と。
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  by gentlemandinner | 2008-02-25 22:22 | City Life

デビュー戦。

London Legal Leagueなるものがある。Londonの法律事務所が日本の事務所に比べて巨大であるということも大きな要素であるが、なんともfootballの母国らしい。というのも、このLeague、かなり本格的である。

Division 1から3まで計29チームが参加しており、審判も、参加チームの持ち回りではなく、どこから連れてくるのか、それなりの雇われ審判団がいる。fixtureも予めしっかりと組まれ、さらにLeague戦に加えて2つのカップ戦まで存在する。

往々にして一週間の夜のスケジュールは多忙であり、加えて希望者が多く、エントリーしてもsquadに入れなかったりで、League戦の終盤に来て今回がようやくデビュー戦ということになった。

さて、何事も最初が肝心。いきなりへまをやらかせば次のsquadに選んでもらえなくなってしまう可能性もあろう。せめて、どのくらいのレベル感なのか見ておこうと、上記のwebを眺めて安心。うちはどうやらDivision 3に位置するらしい。

どこから出してもらえるのかなとゲームをのんびり眺めていたら、後半早々からあっさり交代が告げられ出番が回ってきた。ハーフ45分とたっぷりあるので、頑張れば見せ場もあるだろうがへばりもする長丁場…。仕事の後に11時近くまで、フルに90分やる体力は一体どこから生まれてくるのだろうか。

右ハーフでの出番早々、予期せぬボールが流れてきたのだが、DFを交わしてセンタリング。ゴールには至らなかったが、FWの頭にピタリと合ったクロスを上げられたので、上々の滑り出し。どこかのチームに継続的に属してサッカーをする、ということがなくなって以来、色んなところでする機会があったが、初めてのチームでプレイするときに、ファーストプレイは大事である。ここで「こいつ使えるかも。」なんて思ってくれば、自然とボールが回ってくるようになって楽であるが、逆もまたしかり…。

というわけで順調に馴染んでいったのだが、如何せん、参加が決まって慌ててつい一昨日ジョグをしたくらいでは45分持たない・・・涙。頭の上をボールが行き交いするEngland footballでは真面目に走っていたらキリがない。100%満足いくものでもなかったけど、やはりこのスポーツは楽しい。

そして、このスポーツは万国共通である。プレーをある程度認めてもらえればボールが集まってくるし、この手の話題であれば、自然と盛り上がることができる。やっぱりやめられない。
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  by gentlemandinner | 2008-02-12 23:58 | City Life

スケートとシャンパンと。

第1回開催のコアなメンバーの半数近くが帰国され、夏のGreen Parkでの開催以降ご無沙汰になってしまっていたマグナムボトルの会。この楽しい場を継続したい!ということもあり、理由を付けて飲める機会を絶やしたくないということもあり…。

何かやりたいと思っているところに、最近気になっていたのが、冬になるとLondonの街のど真ん中に突如として現れる数々のアイスリンク。職場近くにも、こうしたリンクができており…。
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その傍らで「シャンパンを飲めたらお洒落かも知れない!?」という、個人的な好奇心のままに画策した企画ではあり…。そうは言いつつ、些か小心な私は、呼びかけたはいいが、誰も乗ってくれなかったら寂しい~・・・というイベントだった。考えてみれば、スケートと言えば、中学の頃のあわーい思い出として残るくらいの過去の話。そして、日本で30前後の男女の団体が「スケートしましょう!」と言って集まるというのはややあり得ないようにも思う。我ながらやや唐突とも思われる呼びかけに軽い感覚で応じて頂ける皆さんは、やはり素晴らしいと、感謝である。

残念ながら、有名なSomerset Houseは人気が高く、予約を取れず、Tower of Londonのお堀に設置されたリンクでスケートを楽しむことにした。これが意外にも、童心に戻れて素直にとても楽しかった。
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時間制の枠に達する前に皆あえなく疲れ、傍らでのシャンパンも断念することになったが、ドリンクは御宅を提供してくださった友人宅に場所を移して21時過ぎという遅いスタート。

家主様の素晴らしいホスピタリティに感謝しつつ、酒好きの面々が集まった会では、恒例のマグナムボトルを空け、ワインを空け、あっという間に深夜に及びぐだぐだ…。さて、明日は卒業式…。
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  by gentlemandinner | 2007-12-10 22:02 | City Life

それでも僕はやってない。

周防監督・脚本の作品である。午前中の風雨が嘘のように止んだので、買い求めたいガイドブックがあってLondon Mitsukoshiの地下に出向いた際、ふと目に留まったDVDがそれであった。以前に、「帰国したら、まあ見てみなさい。」とご示唆頂いた作品だった。ちなみに、書籍、DVDとも、日本のものはLondonでは総じて2倍という高額商品となっており、しばらく手にとって悩んだ末に購入…。

映画作品としての甲乙を論じるつもりもないし、やはり、劇画的要素も見受けられないではなかったが、幾多の裁判ものを描いたドラマや映画の中では、なかなかよく基礎リサーチをされた作品であるように感じた。

法廷の奥に座る司法修習生、表面的に冷静で官僚的側面を否定しきれない裁判官が存在する一方で、事件の実を真摯に見ようとする裁判官がいるという描写、ビジネス弁護士(の描かれたシーンは、懐かしいビルだなーと思っていたら、出向元の受付だった…。これもある種現実に近い部分あり、不満を述べたくなる部分あり…とやや複雑。)と、いわゆる街弁の登場、争点にかかわる細かな裁判官、検察官、弁護人のやりとり、裁判の難しさや苦労を知る弁護士の当番弁護での苦悩とその際のアドバイスのあり方、等々。これまでの作品にない、裁判とその周辺の実像が、かなりの部分よく描かれているように思われた。

裁判にかかわる業務経験は少ないので、感想を述べるにふさわしい立場とも思わないが、裁判、とりわけ事実認定の難しさが比較的繊細に表現されていたように感じる。

裁判というと、裁判所、検察庁、法律事務所等限られた場所で働く者以外の方々にとっては、遠い存在であるというのも無理のない話であり、過去の法曹の不祥事につけ、裁判官の常識からの乖離とか、一般常識の欠如といったことがクローズアップされたりもした。それが真実を突くこともあろうが、必ずしも裁判官のステレオタイプではないというのが私の認識である。エリートとか優秀といった価値基準をどう捉えるかという論点もあろうが、彼等は、一般的な意味において、法曹の中でも、概してエリート層であり、勿論優秀である。司法試験をクリアして、その中で比較的優秀な方がリクルートされ、その資質は疑いないところであるし、修習のクラスの友人や、修習時にお世話になった裁判官を見ても、一般常識や社会性をきちんと備えた方が多い。結局は、どの世界でも同じように、個々人の生き様や本質に依存するところである。

難しいのは、そうしたどこにでもある個性が、個々の事件を、限られた証拠に基づいて、「裁く」ということだろうか。証拠の吟味というものは難しい作業であるし、繊細であると思う。
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  by gentlemandinner | 2007-12-02 22:27 | City Life

勉強会に出て、ふと思う。

事務所に勤務するようになり、少し変わったことがあるとすると、以前に比べ、異業種の方との接点がさらに増えたことだろうか。

その以前からお付き合い頂いている方との交友関係は、たまたまであるが、ざっくりと言えば金融関係の方が圧倒的に多かった。そして、彼らの話題の幅、趣味の幅には、見習うべきところが多く、引き続き、楽しませて頂いている。

そして最近は、所内の知人の誘いで、幾つかの勉強会に参加させて頂く機会ができ、これも非常にありがたい。今日もその1つ、知財系の勉強会に出席させて頂いた。お題は「並行輸入」というものだった。私自身の専門分野、関心分野とは異なるところであるが、Londonという土地柄、やはり優秀な方が多いと感じるし、業界の突っ込んだ話は、興味深い。そして、総じて言えば、日本と比べて圧倒的にゆとりのある労働環境の中にいる皆さんは、心にもゆとりがあるのだろう。そんな方々との、アフターのドリンクの時間は必然的に楽しい時間となる。多分にこちらの時間を楽しみにしているのが正直なところである。

そしてその時間が楽しい時間であれば、また別の会合へのお誘いがついてくる。Londonに来て以来、そうしてアルコールの量がだいぶ増えた…。
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  by gentlemandinner | 2007-11-30 22:24 | City Life

Geans For Genes Day。

今日は、金曜日。この事務所にもカジュアルフライデーなるものがあるらしいのだが、何を着ていてもよいというわけではないのが通常。それが、今日はJeansを履いて職場に出勤することが許されていた。

というのも、今日はGeans for Genes Dayという日であるらしく、Geansを履いて出勤してよい代わりに、遺伝的な病気を患っている人々のために寄付をしよう、というイベントだそうだ。前日に同室のスーパーバイザーに訪ねたところ、「あまり履いて来る人もいないけど、お前は履いて来るべきだ。」と強い進言を頂いたので、1度しかない機会でもあり(来年のこの時期には既に帰国している予定。)、折角なので、参加してみることにした。何はともあれ、やはり、Geans履いて私服で出勤というのは楽である。

ちなみに、東京で勤務していた事務所では、基本的に個人の良識に委ねられており、会議のときにスーツを着ていさえすれば一応許されていたという認識。所内には結構色んな格好で仕事をしている人がいた。確かに、ラフな格好で仕事をするのは楽で良いが、私自身は、急な会議のために着替えるのも煩わしく、スーツ姿にサンダルという格好に強い抵抗感もあったため、タイを外しているくらいのものであったが。
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  by gentlemandinner | 2007-10-05 19:32 | City Life

シティのとある事務所で。

シティにある法律事務所で勤務を開始した。久々にスーツを着て、久々にオフィスというものに出勤する。久しぶりに履いた革靴が少々足を締め付け、痛い。

今日は、インダクションとIT系のトレーニングのみであったが、既に色々と感じられたことが多い。ここで、何ができるか、何をすべきか、やってみないとわからないところであるが、反面、多くのことが新鮮で、得られることも多いだろうと期待する。

そして、そもそも英国法をLL.Mでかじったに過ぎず、言葉にも不安ある者が、シティのメガファームでネイティブに囲まれて働くことができるということ自体、ある意味、非常に幸せなことでもある。様々な方の援助を得て、この日を迎えることができたわけで、恥じないような時間を過ごしたいと思う。

新しい環境に身を置くときは、いつも、何となくほどよい緊張感があり、期待があり、そしてほんのりと楽しみを感じられる。
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  by gentlemandinner | 2007-10-01 22:31 | City Life

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