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LL.M.の友人達と再会。

先日、ヨーロッパを旅行中のアメリカ人の友人からテキストが入り、食事の約束をしていた。ネイティブの余裕からか、昨日になってようやく、6週間のドライブとセーリングからLondonに戻り、今日からテスト勉強を始めるという。

当日になってテスト会場が見当たらないという事態は避けたいので(ロンドン大学のLL.M.は、2006/2007の学生まで、幾つかのカレッジで授業を共通に設けており、そのためか、普段授業が行われる場所とは異なるところでテストが行われる。この制度によって、学生には100に近いコースの選択肢が与えられる。どの国のLL.M.を探してみても、これほどのクラスを提供しているところはない。学生の側から見れば、極めて有意義なものであったと感じるし、これが終了してしまうのは、勿体無いことだと思う。短期的な各カレッジの思惑はあるのだろうが、職歴ある学生がこの大学のLL.Mに魅力を感じていたのは、この選択の幅、とりわけコマーシャル科目の充実ぶりであったはずで、今後各カレッジがどのような道を見据えているのか、気になるところである。)、その下見がてら、図書館に出向いた。案の定、古いLondonの街並みに自然と収まっている建物であり、従って、一目でそれとわかる学校の施設、カンファレンスセンターのようなものではなく、辺りを右往左往して発見することができた。

アメリカ人の友人と合流し、同じクラスを受講していたドイツ人、ルーマニア人の友人らと、近くのカレッジの学食でランチをとる。授業が終了してからのホリデー(だったのだろうか…。)をどう過ごしていたかということを中心に、他愛ない話であったが、久々に顔を合わせた懐かしさと相俟って、癒されるひと時だった。

その後、「勉強は図書館よりも家で這い蹲るタイプ。」、という私には久しぶりの図書館。夕方まで過ごし、友人と軽く夕食をとって、幾つかの情報交換をした。

しばし味気ない日常の中にあって、何をしたということでもないが、充実感のある1日だった。
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  by gentlemandinner | 2007-07-30 09:02 | LL.M.

増えているものと言えば…。

暑さの続いた去年に比して、今年はやってくるのだろうか…。夏…。

という中で、たまにある青空を恨めしく思いながら過ごす、やむを得ずこもりがちの自宅での日々。

増えているものと言えば、気晴らしの料理。そう言えば、ブログのテーマでもある食事をしばらく載せてこなかったが、レパートリーだけは増えている。

豆板醤に凝り始め、作ってみた担々麺風うどん。
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大好きな和食では肉豆腐風の…。
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創作というものは、イメージとできあがりのギャップが面白い。
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  by gentlemandinner | 2007-07-29 23:26 | 美食!?

狭い狭いというが…。

今日の夜は、高校の同期との食事の約束があった。少し先延ばしになってしまっており、大変申し訳なかったが、一月ほど前にこちらでの生活を始めた高校の同期に声を掛けて、同期3人での小さな同窓会を開いた。

学生時代には、それぞれ3人共が、各々のフィールドを持ち、互いに、プライベートに会うほどの付き合いはなかったのだが、学生時代に同じ環境、同じ空気を味わった関係は、10年という空白を経ても、あまりにも簡単に通じ合えてしまう。

これまで何度か記してきたことであるが、Londonという場所は、人との出会いを容易にする。集まった者が、およそ皆、初対面という会合は幾らでもあり、その中に、様々な刺激があり、そうであるが故に、また新たな人の繋がりが作られる。恐らくは、この1年でできた友人の数は、研修所を卒業して、職に就いて以来、この地にやってくるまでにできた友人の数を凌駕しているだろう。そんな環境にあって、高校というバックグラウンドが加味されれば、打ち解けるのに少しの時間も要しない。

奇遇にも3人とも近所に住んでおり、とりあえず気軽にその辺で食事でも、ということで集まってみたのだが、Londonでの生活を始めたばかりの彼とは、彼の職場は、私自身が大変お世話になったところでもあり、そして彼の職場の元同期が、私の友人かつ同僚であったり、私のLondonで出会った飲み仲間が、彼の職場の先輩であったりと、不思議なところで繋がっている。

さらに、どこまでも世間は狭く、東京で仕事をしていた際に、密にお世話になった方が、彼と同じく、つい先日Londonでの生活を始められ、最寄の駅にお住まいだということが判明する。私から見れば、お客様という立ち位置でお付き合いして頂いた方なので大変畏れ多いのだが、友人にとっては、同期ということで、随分お酒も進んだ頃に、顔を出して頂くこととなった。

ちなみに言えば、その彼と私の間にも共通の知人がいらっしゃって、その方も、またご近所にお住まいである。世間はあまりにも狭すぎる。そんな不思議な縁があるからこそ、人との出会い、人との時間を大切にしていきたい。
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  by gentlemandinner | 2007-07-29 22:40 | london life

Emirates Cup。 -1,2-

来月には欧州サッカー2007/2008シーズンが幕を開ける。それを前に今各地でプレシーズンマッチが開催されている。今日は、IbroxでのRangers-Blues戦を薦められていたのだが、2試合30ポンドというお得感に惹かれて、Emirates Cupの観戦に出掛けた。

久しぶりのサッカー場はStamford Bridgeではなく、Arsenalの本拠地Emirates Stadiumであるが、非常に落ち着く。戻ってきた、という感覚がある。

第1試合はInter Milan vs Valencia。昨シーズン、圧倒的な戦力を背景にセリエAをぶっちぎって優勝したイタリアのタレント集団と、CLのQFでBluesを苦しめたスペインの強豪の対戦。

残念ながらインテルは、クレスポ、ビエラ、スタンコビッチらを欠いていたが、それでも、フィーゴ、イブラヒモビッチ、アドリアーノといったビッグネームが顔を揃える。

ポルトガルの英雄フィーゴ。年齢的な衰えから、一時は引退という話もあったが、マネージメントとサポーターの熱い想いに応えて、契約を更新した。
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スウェーデン代表FWイブラヒモビッチ。ユベントス時代にはデルピエロをレギュラーの座から追いやったので、好きでなかったが、恵まれた体格に、しっかりとした技術を備え、世界的なFWの1人である。
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目の前でアップするアドリアーノ。でかい・・・。
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ワールドカップ以来いいところがなかったが、今シーズン結果を残せるか。
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ジダンの頭突き事件で有名になったマテラッツィ。
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フランス人が多いアーセナルサポから激しいブーイングを浴びせられていた。

一方のValenciaは、ほぼベストに近いメンバー。

FKを得てボールの前に立つヴィジャとシルバ。昨シーズンのCLでBluesを苦しめた記憶が新しい2人である。
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ヴィジャの突破はファウルすれすれでなければ止まらない。
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相変わらず格好良いカニサレス。
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もう1人の人気者モリエンテス。
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しかし、この試合で最もダンディだったのは、インテルの監督マンチーニ。
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ゲーム内容は、実にプレシーズンマッチらしいもの。ビッグチーム同士の対戦とはいえ、所詮は練習試合なのである。
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第2試合は、Arsenal vs Paris SG。

Paris SGには、パウレタなんて懐かしい選手が見られる。
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日韓ワールドカップのときにポルトガルのCFを務めたが、活躍できず韓国に敗れて大会を去った。

一方のArsenalはアンリがバルセロナに、リュングベリがウェストハムに去り、すっかり小粒のチームとなってしまった。今季はCL出場権を逃す可能性もあると感じる。プレミアは今年もMan UとBluesの2 horse raceが予想され、少し寂しい気がする。

そんなチームを引っ張るのはセスク・ファブレガス。
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若干二十歳の若者ながら、スペイン代表の座をしっかりと掴み、Arsenalの攻撃の多くは彼を経由する。

Arsenalにはもう1人好きな選手がいる。
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オランダ代表の若手ロビン・ファン・ペルシーである。切れ味鋭いドリブルと左足からのFKが魅力。

彼等を軸に、名将ベンゲルが、どのようにArsenalを導くか、注目である。
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メンバー的には寂しいものの、第2試合の方が雰囲気があって、面白いと感じた。それは、この試合には、プレシーズンながら、しっかりとホームとアウェーがあったということか。第1試合は、Arsenalのスタジアムで行われた、いわばよそ者同士の対戦。はっきりしたもので、観衆は良いプレーに拍手を贈るが、どちらが勝とうが負けようが全く関心がない。当然、スタジアムは盛り上がりに欠ける。

一方、第2試合は、ArsenalがParis SGをホームに迎えたという形が明確となる。プレシーズンとは言え、サポーターのボルテージは上がる。Arsenalサポはチャントを奏で、アウェイチームを野次る。スタジアムのごく一部に固まったParis SGサポは、その圧倒的なアウェイの中で交戦し、野次り返す。プレシーズン・マッチでありながら、スチュワートや警官に摘み出されるものも出る始末。

しかし、この雰囲気がないとフットボールは、1つのエンターテイメントとして成り立たない。素晴らしい選手が織り成す、息をのむプレーと、それを包み込む観衆の空気が一体となってこそ、この国でフットボールを観戦する醍醐味がある。

Stamford BridgeでのBluesの開幕戦が待ち遠しい。
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  by gentlemandinner | 2007-07-28 21:01 | football

Londonと電気。

日本ほど電化製品に優れた国はない。

これは、こちらに来て改めて実感することである。電気屋に出掛けて、思うことは、「高い」、そして、中でも日本製品が高い。現地メーカーはもとより、世界中のどこのメーカーと比しても、格段に高い。しかし、それ相応の価値があると実感する。外国人が、東京に来て、秋葉原を尋ねる意味が良く分かる。

とはいえ、高額なカメラ等のデリケートなものを日本製に期待してしまうのは兎も角、家の電球くらい、まともに点いてくれと思うのがせめてもの想い。

先日、ベッドルームのライトが突然全てとんだ(原因不明)。修理を頼んで久しく(こちらでは、すぐに修理が終ることはまずない。)、ようやくエンジニアがやってきた。自信たっぷりに、(よく分からないが…)何かを全て交換してあげたという連絡。

今、日が長く、10時近くまで明るいLondon。リビングのライトを点けて、数時間、天井に点いている6個のうちの3個が消えた…。

笑うしかない…。
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  by gentlemandinner | 2007-07-13 23:59 | london life

最後の食事に。

Fish & Chips。
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イギリスを代表する食事である。外国人から見た日本の食が"Sushi"、"Tempura"であるように、日本人から見たイギリスの食といえば、「魚フライとポテト」である。イギリスの食の代名詞とも言える。これが、この国の食文化、というよりも、食に対する意識レベルを表しているのかもしれない。

こちらの職人の名誉のために念のため述べておくが、我がブログのタイトルにある、「美食」と「London」はあまりにも不釣合いと思われているものの、探せば、寿司を出せば客が入ると勘違いしているような、「なんちゃって和食」は兎も角も、アジア系は総じて水準を保っており、イタリアンなら、タパスなら、という店はやはりある。徐々にではあるが、発掘できてきている。それもこれも、さすがは食通の日本人コミュの皆さんのおかげである。

さて、我が遊びの師、ももんが氏が帰国される際に最後に食されていったのもFish & Chipsだったと伺っている。今日、大学の友人ご夫妻と帰国間際のランチを共にした。やはりSea ShellというFish & Chipsの評価が高いレストランだった。まずは、店内に入って違いを感じるのが、油の香り。香ばしくも、嫌味がない、どこか爽やかさを感じる。

出てきたFish & Chipsは見た目は変わらずとも、衣の薄さ、さくさく感、魚の新鮮さをフライにしても残すこの味は、今まで食したそれとはどこか一線を画していた。

それにしても、彼等にはお世話になった。渡英初日にホテルのバーに駆けつけてくれ、その後、何度となく我が家のように入り浸ることを許され。。。時に相談を聞いてもらったり。

今まであった、日常のランチの如く、楽しいときを過ごし、空港に向かうキャブを見送って実感が沸かなかった。
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  by gentlemandinner | 2007-07-13 23:54 | london life

跳ね馬の躍動。 -British Grand Prix @ Silverstone-

Formuler 1と言えば、Monacoの印象が強いが、この自動車レースが初めて開催されたのは、Northampton郊外に位置するSilverstone Circuitである。第2次世界大戦中にイギリス空軍の軍用飛行場として設計されたこのサーキットで初回のF1GPが行われたのが1951年のこと。それから50年を経て、施設の老朽化も進み、FIAとのF1開催の契約が切れる2009年以降の開催継続が危ぶまれて久しい。

古くからモータースポーツの盛んなイギリス。現在もLewis Hamilton、Jenson Button、David Coulthard、Anthony Davidsonと、ドイツと並び最大人数のドライバーをF1に送り込んでいる。中でも、新人のHamiltonは、先週のFrench Grand Prixまで、デビュー以来8戦連続の表彰台を記録し、ドライバーズポイントでも、同僚であり、2年連続チャンピオンであるFernando Alonsoをおさえて堂々の首位に立つ。1996年のDamon Hill以来の選手権チャンピオンの誕生を期待する、イギリス国内の視線は熱い。

そんな中、開催された今回のBritish GPは、Hamiltonが勝利を重ねるにつれ、チケットの売行きが増し、今年の入場者数は過去最高を記録すると言われている。
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まずは、目に付く、McLarenとFerrariのイベント会場を覘く。
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今シーズンのこれまでの展開は、昨シーズンまでのRenaultにMcLarenが取って代わって、McLarenとFerrariの完全な2強の状態。ここまでの8戦で、4戦ずつ勝利を分け合い、コンストラクターズではMcLarenが一歩リード。欧州ラウンドに入ってマシンが整ってきた跳ね馬の追い上げに期待したいところである。

決勝を前に、ドライバーがパレードのために登場。WilliamsのAlexander Wurzを先頭に、同僚のNico Rosbergが続く。
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ToyotaのRalf Schumacher。
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Canada GPでの大クラッシュが記憶に新しいBMWのRobert KubicaとMcLarenのAlonso。
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中央のTOYOTA、Jarno Trulli。そしてその横で右手を上げるのはHondaのJanson Batton。
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SUPER AGURIの佐藤琢磨の後ろにはFerrariのKimi Raikkonen。
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そして、地元ファンの期待を一身に集めるMcLarenのLewis Hamilton。
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マシンの入場を前に、息をのむ航空ショーが繰り広げられる。
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ショーの終わりと共に、各チームのメカニック達がマシンを受入れる準備を開始する。F1のマシンは極めて繊細で、かつ、レースは何十週を繰り返しても秒単位での差がつくに過ぎない極限のスピードを競う世界である。シグナルが青に変わる直前まで、入念なマシンとタイヤの整備が求められる。
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そして、目の前に美しい曲線を描いたマシンが続々と入ってくる。

TOYOTA。日本の会社のロゴばかりが目立つのが残念である。
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BMW。一時はF1撤退も噂されたが、今期は残留。
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一際美しい赤のマシンは勿論Ferrari。Kimiがコックピットに座っている。
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4番グリッドからスタートのFelipe Massa。ブラジリアンカラーのヘルメットが映える。
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Williams。
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BMWとの契約更新が破談に終り、現在はシャーシ、エンジン共にTOYOTAから提供されている。かつては、ロータスやジャガーなども参戦していたF1であるが、Hondaが、SUPER AGURIに、Renaultが、Red Bullに、FerrariがToro RossoとSpykerにエンジンやシャーシを提供するなど、参加するメーカーは、Ferrari、Mercedes、BMW、Renault、Honda、TOYOTAの6社と寂しい。

Renault。昨年までの水色と黄色を基調としたカラーから一新。このカラーチェンジは正解だったのだろうか。
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McLaren。一昨年、昨年のチャンピオン、Alonsoがシートに座る。シルバーにビビッドな橙をあしらったセンスの良さが光る。
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同じくMcLarenのHamilton。本大会のポールシッター、地元ファンの期待は、唯一つ。Pall to Win。
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Honda。地球をイメージしたというこのカラーだが…。
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Red Bull。欧州で絶大なシェアを誇るドリンクの売り上げを背景に、様々なスポーツに資金を投じている。
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見当たらないのはSUPER AGRIの佐藤琢磨。どうやらピットスタートとなったらしい。

各チームのクルーが引き揚げ、フォーメーションラップの開始が近づく。
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先頭3台、Hamilton、Raikkonen、Alonso。
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あろうことか、この3台に続くはずのMassaのマシンにトラブル。他の車がスタートする中、グリッド上に残ってしまった。そのために、フォーメーションラップのやり直し。
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シグナルが青に変わるのを待つ。コースを中心とした一体の空気が揺れる、全身に響くほどの轟音に、鳥肌が立つ。
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爆音と共に、全てのマシンが駆け出す。絶句してしまうほどに、興奮する瞬間であった。
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トラブルで最後尾からのスタートとなったMassaが、力の差を見せつけ、序盤から次々と下位チームのドライバーを交わし、順位を上げる。
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先頭の方では、1回目のピットストップまでにプッシュし続けたRaikkonenがHamiltonを交わして前に出るも、給油時間を短くする作戦を取ったAlonsoがトップに立つ、という目まぐるしい展開。
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しかし、当然のことながら、Alonsoは2回目の給油をかなり早くに行わざるを得ず、ガソリンの重い状況に苦しむ。そんな中、ファステストラップを連発したRaikkonenが2度目のピットストップを終えて、首位に返り咲く。この結果にFerrariのサポーターからは歓声と拍手が沸き起こる。
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後方では、佐藤琢磨が頑張っている。参戦2年目のチームながら、今シーズンはリタイヤも少なく、ポイントも獲得。再び彼の評価も上がってきているようだ。
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終盤にさしかかり、優勝の行方が見えた中、注目はアクシデントからピットスタートとなったMassaの意地の走りだった。
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順位を5位まで上げ、BMWのKubicaを追い込んでいた。
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ガッツポーズでチェッカーを受けるRaikkonen。
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Raikkonenを先頭に次々とマシンが戻ってくる。
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Alonsoに続いて入ってくるのは3位に終ったHamilton。期待されたポールポジションからの地元優勝はならず、早々に首位を明け渡し、見せ場らしい見せ場もなかった。
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最初の勢い虚しく、消沈して肩を落とす地元ファン。
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ポディウムでは、表彰と、御馴染みのシャンパンファイトが繰り広げられる。
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1周5キロ程度のコースを50周、60周と繰り返すだけのスポーツに何の興味もないと言い放つ方も多いだろうし、それも十分理解できる。私自身、現場でどれほどの感覚を味わえるのか半信半疑なところも全くなかったと言えば、嘘になる。何しろ、スポーツ観戦にしてはチケが高額である…。しかし、現場で体感してみて、このアドレナリンが沸き立ち、痺れる感覚は、他のスポーツにないものと感じた。正直、60の周回がこれほど短いと感じるとは思いもよらないことであった。
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  by gentlemandinner | 2007-07-08 23:18 | london life

Wimbledonの後に。

Wimbledonを後にし、Hyde Park Cornerで大学時代のサークルの後輩ご夫妻と落ち合う。

が、この週末、LondonではTour de France in Londonというイベントが行われており…。
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残念ながら、詳しくは知らないし、何故にTour de "France"がLondonでスタートすることになったのかは不明であるが、世界的に最も有名な自転車レースである。

我々はお互いに、このレーンを挟み反対側におり、まるで織姫と彦星状態。結局広大なHyde Parkの中ほどまで歩いて唯一の仮設の陸橋を渡って落ち合うことができた。彼等とは久しぶりの再会ながら、学生時代の懐かしい話、近況、今の時期の日の長いLondonの夜もあっという間に過ぎていった。彼等の来倫敦の目的は、勿論私…、ではないのだが、友人達に訪れて頂けるのはやはり嬉しいものである。
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  by gentlemandinner | 2007-07-07 23:57 | london life

RogerとVenus。

前夜の一定時間に売り出される数少ないチケを幸運にも入手することができた。さすがに1st weekのようにチケがしばらく残っているということはなく、1分以内が勝負であった。

しかし、通常こういった争奪戦は、そもそもsiteにアクセスできない、アクセスできたときにはsold outが常識。イギリスのインターネット普及レベルのせいか(ちなみに、いまだに家庭のスタンダードは2Mのスピード。数年前には、ISDNで、「ダイヤルアップよりも10倍早い!」がセールストークだったと聞く。)、始まって間もないチケの売出方法のためか、Final前夜になっても、アクセス不能という事態には至らず、かろうじて入手することができた。
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このチケをプリントアウトしてゲートに持っていくと、黒塗りした部分のバーコードを照らして、エントリーが許可されるという、非常に優れたシステムである。

それにつけても、思うことは、長蛇の列に並べば何とか観戦できることもしかり、前夜に数少ないながらネットでチケットが販売されることもしかり、ダフ屋が横行することもなく、私のような一般庶民でも、多少の情報収集と努力をすれば、普通に観戦可能なところが、このイベントの素晴らしい一面であると感じる。

男子ファイナルには他に予定があって足を運べず、来年はちょうど帰国時期に重なるため、今回がWimbledon最後の観戦となる可能性が高い。

雨続きのWimbledonであったが、今日は最近では珍しく晴れ渡った空。
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Centre CourtにはJohn McEnroeの姿が見られる。
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Centre Courtの第1試合は、このところの雨天のために、1日予定がずれ込んだ男子シングルスのSemi Final。Roger Federer vs Richard Gasquet。
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純白のジャケットを纏って登場のFederer。やや奇妙なスタイルに見えるのだが、先日は白のスラックスを穿き、ジャケットを着こなしてコートに登場し、gentleman styleを好むイギリスの新聞では好評を得ていた。

Roger Federer (Switherland / No.1)。言わずと知れた、男子テニス界に王者として君臨する世界ランクNo.1。勿論今大会もNo.1シードである。
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彼が最初に脚光を浴びたのは、2001年のWimbledon4回戦。当時大会4連覇中であったPete Samprasを若干19歳にして下した。その後、2003年から昨年までWimbledon4連覇、全豪3(2004、2006、2007)、全米を2004年から昨年まで3連覇、これまで計10のグランドスラムタイトルを手にしている。Rafael Nadalの前に全仏のタイトルこそ手にしていないが、Samprasの持つ、グランドスラムタイトル14にも来年には手が届くであろう。

2004年2月2日から継続する世界ランクNo.1は、Jimmy Connorsの記録を抜き、現在も更新中、芝コートでの連勝記録もBjörn Borgを抜いて更新中(今回のWimbledon QFで52を記録。)と、25歳という現役バリバリの時期にあって、既に歴史となりつつある存在である。

サーブといえば、Pete Sampras、リターンといえば、Andre Agassi。何かに特に秀でたスター選手は、これまでにも勿論いたが、サーブ、リターン、フォア、バックハンド、ボレー。何をとってみても、Federerほどに完成された選手は過去にいないと感じる。そして、一流選手の集まる大会だけに、随所で、「凄い」と思わせるプレーを見ることができるが、この選手ほど、痺れるプレーを、さも当然の如く、そして平然とやってのける選手はいないと思う。ほぼ全てのストロークが、ベースライン深く、数十センチ以内のところに入り、2nd サーブがギリギリのところに決まる。
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対するGasquet (France / No.12)は、伸び盛りのFranceの若手。QFでビッグサーバーのAndy Roddick (USA / No.3)をファイナルセットの末に下して、グランドスラム初の4強入り。
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姿勢の美しい若者は、フォアハンド、シングルバックハンド共に綺麗なフォームが魅力的に感じたが、残念ながらFedererの前では、やはり霞んでしまう。7-5,6-3,6-4のストレートで順当にFedererがFinal進出を決めた。
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第2試合は、女子シングルスのFinal。Venus Williams vs Marion Bartoli。
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個人的には、Justine HeninがSemi Finalで姿を消したのが残念でならない。Heninを下したBartoli(France / No.18)は、Monica Selesに影響を受けた両手フォア&バックハンドで粘り強いストロークを見せていたが、グランドスラム大会初の決勝進出で、過去の優勝経験者と対峙した場合、得てして一方的な展開になる傾向が強いと感じる。

対するのは、今大会No.23シードながら、Wimbledonを過去に3度制し(2000、2001、2005)、全米のタイトル(2000、2001)と合わせて、グランドスラムのタイトルは計5のVenus Williams(USA)。強力なサーブを中心としたパワーテニスが持ち味。
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Bartoliも、ストローク戦では決してVenusに引けを取らなかったと思うし、初のFinalでありながら、1st setでブレークバックして一時はタイに持ち込むなど、健闘を見せたが…。
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多くの観客が熱い視線を送ったFinalも…。
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終ってみれば、6-4,6-1でVenusの完勝。
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セレモニーを前にファミリーボックスでカメラを構えるのは、Venusの父親。
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セレモニーの開始を待つ。
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ケント公がBall Boys & Girlsに労いの言葉をかける。
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準優勝のBartoli。
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そして、優勝のVenus。
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御馴染みのスピーチ。
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Bartoliによる父への感謝の言葉に、Bartoliの父とVenusの父とが抱擁を交わす。
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VenusがBBCのInterviewerに応じる。
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記念撮影。そして、喜びを抑えられないVenus。
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Venusは森上との試合など苦しみながら勝ち上がり、Finalでは勝つべくして勝ったと感じるし、4度目のWimbledonのタイトルは賞賛に値する。ただ1つ肯定できないのは、あの奇声とも形容できようgrumblingである。どこかの新聞でもばっさり切り捨てられていたことに、Maria Sharapovaとの試合はお互いに見苦しかったと。テニスでは脱力のためにショットの際に息を吐き出す。従ってその際に、吐息に混じってある程度音が出ることはやむを得ない。時に選手の必死さや、切なさ、苦しさが見え隠れし、感じ入ることも多い。しかし、彼女達のgrumblingはその限度を越えて相手を威嚇しているように思えてならない。勿論プロスポーツにおいて、「勝つ」ということの追求は第一に目指すべきところであるが、テニスというスポーツにおいては、Federerのような紳士のスピリットが素敵だと感じてしまう。
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2週間に渡り、何度か現地に出掛けて大会を追いかけてみたが、"Wimbledon is Wimbledon"を少し実感できたように感じる。短い期間ながらこのスポーツをやっていて良かったと心からそう思えた。
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  by gentlemandinner | 2007-07-07 23:00 | london life

BJLA。

British Japanese Law Association

という、若干厳つい名称を冠した団体のサマーパーティにお誘い頂いたので、のこのこと赴く。

「誘われた飲み会には、よほどのことがない限り、出席する。」

これが目下のポリシーであり、今の生活に、「よほどのこと」と言えば、風邪で倒れているか、別の飲み会か、はたまたCFCの試合くらいのものであるため、これまでのところほぼ100%に近い出席を果たしている。時には失礼のない範囲でのダブルヘッダーを試みることもある。初のお誘いだったり、出会って間もない方のお誘いであればなおのこと、次はないかも知れず、そこで得られたかもしれない人の繋がりをみすみす逃すのは、勿体無い。人によっては、さも当然のことながら、東京での社会人生活の中で、このメンタリティは持ち合わせていなかった、というよりも、よほどのこと=仕事という言い訳で多くを片付けてしまっていた、と反省するところである。

しばらく、この行動を続けてみて感じることに、勿論多くの人が集まる飲み会で、全ての人と話し、全ての人と、交流を発展させることは不可能に近いが、刹那的な出会いであろうと、業界の遠近にかかわらず、その瞬間に発見があり、楽しみがある。そして、やはり、中にはさらに深い付き合いに発展できるケースも間々ある。新たな出会いは更に新たな交流をもたらしてくれることが多い。元々、1人で様々な場に出掛け、時間を過ごすことに然程苦痛は感じない性質だが、人と酒を飲み、食を味わい、何かを語り、共に楽しむことも、やはり喜びと感じる。

さて、BJLAであるが、英国でご活躍される英国人及び日本人のsolicitor、こちらの大学の先生、外資系法務部に勤務される方、並びに、日本の法曹三者からの出向者及び留学生といった面々の会合。主には、British lawyerとJapanese lawyerの交流を増やし、お互いの法制度等々の発信の機会を設け、理解を促すということを趣旨としている(らしい)。主催して頂いている方のご尽力により、お酒の席だけでなく、大使館などでの講演等のイベントも行われている。東京にいてもBritish lawyerとの付き合いは勿論あるが、大概が仕事上の関係に留まる。仕事を離れて、お付き合いできる環境だからこそ、見つけられるものがあるかもしれないと思うわけである。
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  by gentlemandinner | 2007-07-05 23:30 | london life

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