<   2008年 05月 ( 21 )   > この月の画像一覧

 

Mundiavocat 2008。 in Alicante

Mundiavocat。
c0105551_894836.jpg
世界を意味するmundi、弁護士を意味するavocatを組み合わせたこの造語は、Lawyers World Football Cupの呼称である。2年に一度開催され、14回目を迎えるこの大会は、50くらいの国と地域、80くらいのチームが参加するlawyerのためのワールドカップだそうだ。弁護士ワールドカップと言うと、単なる業界での内輪の大会と想像しがちであるが、その域を超え、れっきとしたビジネスとして運営され、きっちり利益が上げられているようである。

これまでも何度か誘われてはいたが、マジメにサッカーするのも高校まででやり尽くした感のあった私は、これまでいまひとつ興味をそそられなかったのだが、今回、同僚から舞い込んできた「折角だから遊びに来たら?」というお誘いに乗って、週末だけ、応援に出向くことにした。

昨晩は、ロンドンの郊外でのレセプションに出席していたため、その郊外のホテルから早朝にLondon-Gatwickの空港に辿り着き、SpainのAlicanteに飛ぶという、ドタバタ。

ついた先AlicanteはValenciaのさらに南のリゾート地。Londonからやってくる身としては、つい期待してしまう青い空と明るい日の光、燦々と輝く太陽の下のビーチ…。はそこになかった。空はLondonさながらのどんよりしたもので、粒の大きい雨が落ちていた。
c0105551_871727.jpg
Londonに立ち寄っていた同僚たちと再び合流し、別ルートでAlicante入りしていた友人らと久しぶりの再会を果たし、美味しいスペイン料理のランチ。

夕方からは、東京チームAの皆さんと共に、彼らの応援に向かったのだが、雨天の中、優勝を狙っているというメキシコチームに残念ながら惨敗。メキシコチームは、本当にlawyerなのかと疑いたくなる程の腕前。体格、技術、戦術何をとっても、素晴らしく、相当の練習をこなしていると容易に想像できた。
c0105551_811272.jpg
夕刻からは、東京チームAの皆さんの中にお邪魔させてもらってスペイン料理と旨い酒を楽しむ。飛び入りの訪問にかかわらず、すっと受け入れて頂けるのがありがたい。

次回頑張って参加してみようかな、と思えた1日だった。
[PR]

  by gentlemandinner | 2008-05-31 23:49 | travel

Wedding Reception。

London郊外でのイギリス人カップルのwedding receptionに誘って頂いた。

場所は、London-Waterlooの駅からPortsmouthに向かって電車で1時間ほど行った小さな駅からtaxiで20分ほどのMidhurstという本当に小さな街。ここまで来れば、もうすっかり緑に囲まれた綺麗な田舎町である。

7時半スタートと聞いていたが、いつ始まるのかよく分からない。日本の結婚式や披露宴とその2次会と決定的に違うのは、ゆったりとした時間の流れだろうか。

分刻みでスケジューリングされて、追い立てられるかのように進行していく慌しいスタイルと異なり、のんびりとおしゃべりをし、ドリンクを飲み、始まりを今か今かと待っている風でもない。
c0105551_7562679.jpg
気付けば、バンドの音楽が始まり、徐に新郎新婦が二人の世界に入って踊りだす。
c0105551_7571729.jpg
聞けば、1st danceという奴らしい。それにしても、長身細身のイギリス人カップルが踊っていると、こうも絵になるものか。

1st danceが終われば、後は、イベントらしきものは何もない。徐に踊りだすカップルもいれば、飲んでおしゃべりを続けるものもあり、ただただのんびりと時間が過ぎていく。

会費みたいなものもなくて、drinkはbarで勝手に買って飲む仕組み。呼ぶ方も呼ばれる方も、ある意味気楽である。

身の丈にあったやり方で、ゆっくりと時間を過ごす。話に聞いてはいたが、こういうスタイルのwedding receptionというのは、何だか素敵だ。

おふたりの人柄か、集まっておられた方々も落ち着いた楽しい話のできる素敵な皆さんで、ゆったりと良い時間を過ごすことができた。

何だかこちらまで幸せになれる素敵なreceptionだったと思う。
[PR]

  by gentlemandinner | 2008-05-30 23:41 | london life

同僚たちを囲んで。

元London在住の同僚からの「29日に行くから、大勢集めてわいわいがやがや系の飲み会してくれない?」という指令を受けて、友人と共に飲み会を企画した。といっても私は人集めに一役買ったくらいで、venueなどのアレンジはいつもながら友人にお任せであったが。

場所は、Tower Bridgeのそばにあるちょっとしたヨットハーバーの前のちょっと良い雰囲気のパブであり、いつもながら、友人のvenue選びのセンスには頭が下がる。

久しぶりに会う数人の同僚たちは、長旅のせいであろうか、幾分疲れも見えるが、元気そうであった。

そして、初めて会う人も含めての、わいわいがやがやの飲み会は、これまでもこの地でよくやってきた飲み会のスタイルである。大体にして、自分の大切な人、素敵な友人を連れてこられるので、また会いましょう、という感じで人の繋がりが広がっていく。

もう少しで、Londonに来て丸2年。職種年齢を問わず、色々な人に出会って、様々な刺激を頂いた。

人との出会いは、旅行やサッカー、音楽といった娯楽に劣らず、この地での刺激的な生活を演出してくれたと思う。
[PR]

  by gentlemandinner | 2008-05-29 23:20 | london life

England 2-0 USA      -45-

Stamford Bridgeに次いで数多く足を運んだHome of Football,Wembleyでの観戦も今日で最後。そして、多岐に渡ったこの2年間におけるスタジアム観戦も今日で最後。実に80試合目の観戦である。

いつもながら、空に弧を描くWembleyのアーチは美しく、Euroに出られないEnglandが、決してfootballの列強でないUSAを迎えたフレンドリーマッチながら、スタジアムの雰囲気はとても良い。何度となく聞いたGod Saves the Queenも、これでしばしの聴き納めである。

kick offの開始前にDavid Beckhamの代表cap100を記念したセレモニーが行われ、サポーターたちは暖かい拍手と声援を送っていた。この国のファンたちは彼のことが本当に好きなんだなと感じる。

Croatiaに敗れ、Euroの予選での敗退が決まった試合でも、素晴らしいクロスを送っていたし、今日の試合もJTの先取点に繋がる見事なFKを蹴っていたし、体力面で衰えは隠せないものの、いまだに右足から蹴られるボールの精度は見事と言うほかない。

しばらくBarryに低位置を譲っていた感のあるLampardも、今日はお馴染みの8番を着けてsquadに名を連ねていたし、Fabioが主役を任せようとしているのか、Gerrardは今日も10番を着けての出場でゴールを決めていたし、フレンドリーマッチながら十分楽しめる試合だった。名将の下、8と4が8と10になって、素晴らしい中盤を作ってくれることを期待したい。

GK、RSB、Rooneyと並ぶFWといった弱い部分を誰が埋めていくのかは疑問が残るところであるが、南アのワールドカップでは、強いEnglandを見られることを期待したい。
--------------------------------------------------------------------------------
England: James, Brown (Johnson 57), Ferdinand, Terry, Ashley Cole (Bridge 82), Beckham (Bentley 46), Hargreaves, Lampard (Barry 57), Gerrard, Defoe (Crouch 68), Rooney (Joe Cole 78).
Subs not used: Hart, Lewis, Warnock, Woodgate, Jagielka, Wheater, Huddlestone, Downing, Young, Ashton, Walcott, Agbonlahor.
Goals: Terry 38, Gerrard 59

USA: Howard (Guzan 46), Cherundolo (Hejduk 46), Onyewu, Bocanegra, Pearce, Dempsey, Bradley, Clark, Beasley (Lewis 68), Johnson (Jaqua 89), Wolff (Adu 68).
Subs not used: Califf, Edu.

Venue: Wembley
Att: 71,233
Referee: Kyros Vassaras (Greece).
[PR]

  by gentlemandinner | 2008-05-28 23:37 | football

Krystian Zimerman。

クラシック好きの友人が、Londonに来てから2年間待っていたという、Zimermanというピアニストのソロコンサート。

こういうものはひとまず行ってみるに限る。

曲目は以下の通り。

Johann Sebastian Bach: Partita No 2 in C minor BWV 826
Ludwig van Beethoven: Sonata in C minor Op 111
Johannes Brahms: Klavierstucke Op 119
Karol Szymanowski: Variations on a Polish Theme Op 10

繊細に美しく奏でる1曲目、2曲目が好きだった。Chopinの曲などを聴いてみたいな、と思った次第。
[PR]

  by gentlemandinner | 2008-05-27 23:30 | london life

海岸線の美景と海鮮の美味。 in Nice

帰りの飛行機までの時間、Niceの街を散策する。

前回時間のなかったシャガールやマティスの美術館は今回も足を運ぶ時間はなかったが、この街は海辺の丘近くにこじんまりとまとまった旧市街の散策と、丘の上から眺める海岸線が素敵である。
c0105551_2226182.jpg
c0105551_22262715.jpg
c0105551_22162823.jpg
c0105551_22171121.jpg
c0105551_22173685.jpg
c0105551_2218338.jpg
そして、ランチは美味しいシーフード。
c0105551_2219302.jpg
c0105551_22194710.jpg
c0105551_22202680.jpg
c0105551_22264448.jpg
一昨年に訪れたときと、随分この街に対する印象が違っていることを感じながら、帰路についた。
[PR]

  by gentlemandinner | 2008-05-26 23:22 | travel

Monaco Grand Prix Final.

Monacoの燦々と輝く日の光を浴び、シャンパンでも飲みながら観戦する。

といったMonaco GPのイメージと裏腹に、どんよりとした空の下再びMonacoにやって来た。今日は決勝とあって人の集まりも早く、天気にかかわらず賑わっている。
c0105551_22334273.jpg
センスの良いポストカードなど、露天を見て周るのも楽しい。
c0105551_22362634.jpg
昨年観戦したBritish Grand Prixに見られた航空ショーなどの派手なパフォーマンスはなく、比較的静かにスタートしたMonaco GP。雨が落ちてくるのが心配される。各チームとも、今日はタイヤを含めた気象条件への対応に気を揉むことになるだろう。

車好きにとっては、F1のマシンの美しさはたまらない。

なかでも際立つ赤のマシン。FerrariのCar No. 1は、昨年のChampion、Kimiの車である。
c0105551_22403780.jpg
そのKimiと、昨年、ルーキーイヤーながら最後まで覇権を争ったLouisの車はシルバーに鮮烈なオレンジのカラーリングが施されたMc Laren。
c0105551_22422974.jpg
Super Agriの撤退は、日本のF1界には寂しい話題であった。再び、トップチームを目指して貰いたいHonda。昨年よりもカラーリングがすっきりした印象。
c0105551_2244425.jpg
そして、今最も注目される日本人ドライバーは、中島悟の息子Kazuki。
c0105551_22455191.jpg
当初から心配されていた雨が強くなってくると、マシンは激しくしぶきをあげる。
c0105551_2248051.jpg
c0105551_22483961.jpg
いきおいレースはエキサイティングなものになる。が、屋根なんてないスタンドで見ている側にはたまったものではない。しばらくして雨は止んだからいいものの、降り続いていたらさぞ辛かったことであろう。

それにしても、爆音を上げるマシンは本当に素敵だ。すぐ目の前を走り去っていくフォルムと凄まじい轟音に痺れる。
c0105551_22491983.jpg
c0105551_2250129.jpg
c0105551_22502355.jpg
雨が上がり、路面が乾いてくるとレースは落ち着きを見せたかに見えたが、どこかでクラッシュがあって、今日何度目かのSafety Carの登場。Monacoは市街地コースで狭いため、小さなクラッシュでもすぐにSafety Carが入ることになる。
c0105551_22532917.jpg
レースの方は、序盤、接触により順位を落としたLouisが、作戦変更が当たったこともあり、いつの間にかトップに立ち、そのままフィニッシュすることになった。Ferrariは残念ながら、Massaの3位表彰台がやっと。日本人にとって嬉しいニュースは、この厳しい条件に耐えてKazukiが7位入賞を果たしたことか。日本人初のMonacoでのポイント獲得だそうだ。

それにしても、Monacoの港を眺めながらのF1観戦は、天候にかかわらず雰囲気が良く、十分楽しむことができた。
c0105551_22581349.jpg
c0105551_22582919.jpg
レース後は、再びMonaco散策。今日は、Grand Casinoにも立ち寄って、雰囲気を味わい、ドリンクを飲む。勝負はしない…。
c0105551_22595347.jpg
Casino前の広場には、左手にHotel de Paris、右手にCafe de Franceがあり、ここも、Grand Prix観戦の名所の一つとなっている。
c0105551_2311765.jpg
c0105551_2313672.jpg
c0105551_234414.jpg
Casinoに興じようというのか、Hotelで美味しい食事でもしようというのか、カウンタックやアストン・マーティンといった珍しい車が次々と集まってくる。車好きにとっては堪らない。
c0105551_2391538.jpg
c0105551_23101558.jpg
Casinoの裏手には、Grand Prixの難所として有名なローズ・ヘアピンがある。
c0105551_23345100.jpg
CasinoとHotel de Parisの脇を抜けて降りていく。ここはつい一時間ほど前まで、Casino前の広場に向けてマシンが駆け上っていた坂である。
c0105551_2354026.jpg
c0105551_23111032.jpg
脇を見やれば、大きなボートが集まっている。何だか別世界だ。
c0105551_23125132.jpg
日の落ちる前にNiceに戻って、海岸線に向かう。海岸に程近い広場は、一昨年訪れたときには、トラムの敷設工事中で、辺り一面工事現場だったところ。今は清潔で開放感溢れる気持ちの良い場所になっている。
c0105551_23221155.jpg
c0105551_23164456.jpg
c0105551_23223218.jpg
海岸線に置かれたレストランで美味しいシーフードに舌鼓を打ち、楽しい話で盛り上がる。
c0105551_23192391.jpg
c0105551_2323391.jpg
c0105551_23315919.jpg
c0105551_2330214.jpg
c0105551_23303775.jpg
c0105551_23321949.jpg
波の音が心地良い夜だった。
[PR]

  by gentlemandinner | 2008-05-25 23:13 | travel

2つのイベントに。 in Monaco & Cannes

昨年British Grand Prixを見て、あの轟音とセレブ感満載のイベントに感激し、今年は是非共行きたいと温めてきたイベントの観戦。

London-Stanstedの空港から早朝便でやってきた先は、Nice。一昨年の年末に訪れたことのあるこの街はある程度事情も分かっているので、ささっとホテルに荷物を預けて、電車でMonacoにやって来る。

街に入ると、F1 Grand Prix一色。あちこちにF1関連のショップが出て、人々は各チームのグッズを身に付け、「祭り」を楽しんでいる。
c0105551_144648.jpg
そして、この時期に我々のような庶民の入れる店は限られており、かろうじて入れたカフェで簡単に食事を済ませ、丘の上に登る。
c0105551_152971.jpg
今日のqualification観戦は、間に合わない可能性もあったので、最低価格の立見ゾーンである。

それでも、コースとMonacoの港を見渡せるこのエリアは、人で溢れ、ヨーロッパのイベントらしい暖かい雰囲気があって楽しい。
c0105551_16724.jpg
c0105551_162229.jpg
予選の結果も、Ferrariの1-2と素晴らしい内容に終わって満足を得る。
c0105551_165271.jpg
c0105551_171078.jpg
c0105551_172781.jpg
さて、しばしのMonaco散策は、宮殿のある丘に登って独特の景観を楽しむ。
c0105551_182580.jpg
c0105551_184066.jpg
c0105551_18569.jpg
続いて、Niceを通過して、今度はCannesに。ちょうどこの時期、有名なカンヌ映画祭が行われているのである。
c0105551_194024.jpg
RenaultのCarlos Ghosn氏以外誰がやってきたのかはよくわからなかったが、テレビで目にする、レッドカーペットの敷かれた会場前は別世界のような華やかさであった。
c0105551_195862.jpg
有名な手形たち。
c0105551_1102318.jpg
c0105551_1103636.jpg
そんな世界的なイベントの最中、ストのおかげで(こういう時こそインパクトはあるけどさ…。)、電車を待たされたりしつつ、深夜にNiceのホテル着。長い長い1日だった。
[PR]

  by gentlemandinner | 2008-05-24 23:28 | travel

Chelsea Flower Show。

ChelseaはChelseaでも、今日はfootballではない。先日会食をさせて頂いた方のお誘いで、そのイベントに出掛けた。Chelsea Flower Showという。1913年より開催されており、エリザベス女王も参列するという世界最古のガーデニング・フェスティバルだそうだ。

そのアーバンガーデン部門のコンペティションで見事にゴールドメダルを受賞されたお庭がこちら。既に2006年にシックガーデン部門で、2007年にはシティーガーデン部門でそれぞれゴールドメダルを獲得されており、3部門でゴールドメダルを3年連続して獲得されたのは伝統あるこの大会においても初めての快挙だという。僭越ながら、あるもので、ありそうな庭を作られている多くの出展作品とは異なり、ないものを一つ一つ丁寧に作られているこのお庭は、特別な感じがして、眺めていて楽しい。
c0105551_23282647.jpg
c0105551_23285042.jpg
c0105551_23292815.jpg
群がっているイギリス人をよそに、特別にお庭の中に入れてもらい、あれこれと説明して頂き、一つ一つの芸の細かさに感銘を受けた。

彼のお庭を離れて広大な敷地を散策してみると、本当に様々なガーデニングの形があった。
c0105551_23295770.jpg
c0105551_23301822.jpg
c0105551_23304327.jpg
c0105551_23311781.jpg
c0105551_23315543.jpg
c0105551_23321682.jpg
花のコーナーは、珍しく、そして美しい花で溢れている。美しいものにはつい心奪われてしまうものである。
c0105551_23351651.jpg
c0105551_23353572.jpg
c0105551_23355467.jpg
c0105551_23361888.jpg
c0105551_23363596.jpg
c0105551_23364869.jpg
そして、イギリス人って本当にガーデニングが好きなんだなと思った次第。
c0105551_23325886.jpg
広大なRoyal Hospitalの庭が会場になっているにもかかわらず、チケットは完売とだけあって、人で溢れかえっている。会場内には、コンペティションのガーデンや、花のコーナーの他、ガーデニングに必要なグッズが、長靴やらすコップといった小さなものから、庭に飾る置物や、大きいものではトラクターまで色んなものが販売されている。
c0105551_23331698.jpg
そして、皆何かしら嬉しそうに買って帰っている。家に帰ったら早速庭弄りを始めるのだろう。
[PR]

  by gentlemandinner | 2008-05-23 20:37 | london life

MOSCOW FINAL 2008           -44-

昨季の観戦に関する閉めの記事で、来年JTが掲げるBig Earを見たいと書いた覚えがある。が、思えば今季のCL初戦でRosenbourgに引分け、直後にJoseの解任。正直、この場にやってくることができるとは想像していなかった。
c0105551_2235026.jpg
そもそも、CLのFinalと言えば、日本では朝3時頃に始まるのが常。にもかかわらず、どんなに忙しくても、毎年欠かさず見てきた、テレビの中の夢の舞台だった。この貴重なチケットを手にした瞬間、そして、このまさにFinalの舞台にやってきた瞬間の鳥肌が立つような興奮は、恐らく一生忘れることはないだろう。

舞台は、Luzhniki Stadium。旧称をレーニン・スタジアムといい、モスクワ・オリンピックのメイン会場として使用されたスタジアムである。スタジアムの正面にはいまだにレーニンの像が堂々と立っている。
c0105551_22655.jpg
中に入ると赤と青に真っ二つに分かれた熱気溢れる光景が飛び込んでくる。この2年間、イングランドのスタジアムで何度も目にしてきた風景であるが、ここMoscowで再び眺めることになるとは、何とも不思議な感じがする。
c0105551_2272586.jpg
c0105551_2284958.jpg
c0105551_2210434.jpg
そして、お馴染みのBlue is the Colourが流れ、そしてCLのテーマが流れると鳥肌の立つ興奮とともにホイッスルが吹かれた。

前半は、Man UがBluesを圧倒。かつてJoseがRonaldを押えるためにMan U戦に限ってはPauloを起用してきたが、今日は、Grantが攻撃力を買ってEssienをRSBに起用。これが見事に外れて、不慣れな右サイドでの守備にEssienが苦労を重ねることになってしまった。

このレベルのプロフェッショナルであっても、本職のDFでない者が守備にまわるとこうもひ弱な一面を見せるのか、Ronaldを簡単に外してしまい、フリーでヘディングを許し、失点。

その後も、頼れる守護神Cechの神がかり的なセーブがなければ、2点、3点取られておかしくなかった前半。その最後に、前半のBluesの出来の悪さを帳消しにしてくれたFrankyの同点ゴール。天国にいる母へ両手を掲げる彼の姿は感動的ですらあった。

一転して後半はBluesの攻勢。Man Uの前半での攻め疲れのせいか、Bluesの前線からのプレスのせいか、Bluesにその瞬間を期待させるシーンが続く。ポストを叩き、バーを叩くシーンが何度か見られ、その度にBluesサポのスタンドからは溜息が漏れる。

10時45分に始まった試合は、延長に突入した際には午前1時頃。
c0105551_22111978.jpg
そんな真夜中にもかかわらず、スタジアムの熱狂は増すばかり。得てしてhome & awayの準決勝までと違い、一発勝負の決勝は、お互いにリスクを取らないつまらない試合になることも多いが、今日の試合は緊迫したスコアの下、スリリングな展開が続き、見るものをピッチに引き付け続けた好ゲームであったと思う。

延長が終わってPKに入る。
c0105551_22115931.jpg
Bluesサポの願い虚しく、PK戦はMan Uサポが陣取る側で行われた。守護神Cechが、Ronaldの2段モーションを読みきって見事にセーブし、Bluesは4人目までをきっちりと決める。

最後のキッカーになるはずだったJTが足を滑らして外したとき、勝利を確信していたBluesサポは沈黙した。

追い続けてきたBluesのbig earを見ることはできなかったが、この舞台を観に来れたことで十分満足だった。いずれまたBluesはこの舞台に立つだろう。その時再びここにやってくる、そのモチベーションを残してくれたと思うことにする。

泣き崩れるJTの肩をFrankが抱いていたシーンが印象的だった。
c0105551_22132631.jpg
こういう姿をみせてくれるから、このクラブを応援できる。以下、JTがクラブのサイトに寄せた言葉である。

'To all the Chelsea fans, all my team-mates, the manager and staff at the club.

I am so sorry for missing the penalty and denying you the fans, my team-mates, family and friends the chance to become European champions.

Many people have told me I don't need to say that but I feel I need to, that's just me. I have relived that moment every minute since it happened. I have only slept a few hours and wake up every time hoping it's all been a bad dream.

I have had some amazing support from fans, current and ex-players, family and friends and I need to thank everyone for that. But I am a big man and I take responsibility for us not winning.

I am and ALWAYS will be Chelsea through and through. I will give my all on and off the pitch to win this trophy as a player and one day as a manager. And I am sure we will win it.

That night in Moscow will haunt me forever and I feel I have let everybody down and this hurts me more than anything. I am not ashamed about crying. This is a trophy I have tried so hard year after year to win and it was just an uncontrollable reaction, I wear my heart on my sleeve, everybody knows that.

The road to Rome starts here, we have to try and turn this experience to our advantage. I am very proud of how far we have come this season with everything that has gone on.

Thank you for all your support for the team this season.'

________________________________________
Man Utd: Van der Sar, Brown (Anderson 120), Ferdinand, Vidic, Evra, Hargreaves, Scholes (Giggs 87), Carrick, Ronaldo, Tevez, Rooney (Nani 101).
Subs Not Used: Kuszczak, O'Shea, Fletcher, Silvestre.
Booked: Scholes, Ferdinand, Vidic, Tevez.
Goals: Ronaldo 26.

Chelsea: Cech, Essien, Carvalho, Terry, Ashley Cole, Ballack, Makelele (Belletti 120), Lampard, Joe Cole (Anelka 99), Drogba, Malouda (Kalou 92).
Subs Not Used: Cudicini, Shevchenko, Obi, Alex.
Sent Off: Drogba (116).
Booked: Makelele, Carvalho, Ballack, Essien.
Goals: Lampard 45.

Man Utd win 6-5 on penalties

Venue: Luzhniki Stadium
Att: 69,552
Ref: Lubos Michel (Slovakia).
[PR]

  by gentlemandinner | 2008-05-21 23:31 | football

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE