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蚊。

帰国して翌日、早速せねばならない家探し。時差ボケで、紹介してもらっていたにもかかわらず、すっぽかしそうになってしまったエージェントのアポに何とか間に合い、久々に出掛けた東京都心部。

蒸し暑い、凄まじい人混み、圧迫感あって統一性のないビル群に辟易しつつ、多くの物件を連れて回って頂いた。

そして、1日過ごして、足が痒い。蚊に刺された。

この数ヶ月、いまだ記せていないが、ロンドンやヨーロッパで、足を運び、心から素晴らしいと思えたスポーツと藝術の数々のイベント。日本の夏は暑いし、晴れの日が多いし、こうしたものって日本でも成り立たないのかな、と思っていたが、日本の緑の中では蚊取り線香なしにはとても足を運べないであろう。ロンドンでは網戸なんてものはなく、蝿や見たことのない虫が入ってきたりもしたが、蚊にさされるということはなかった。

そうしたことも、いつの間にか当たり前として過ごしてきた2年間。もちろん、ここで偏頗的にどちらが良い、悪いというつもりもないが、こうした"違い"というものは、新鮮な感覚でいるうちでないと、忘れ去ってしまうものでもあるから少し綴っておきたいと思う。

生真面目に整列する駅のホーム、車がいないのに渡る人のいない赤信号の横断歩道、皆こ奇麗にしているが、単色で似通った衣装の乗客、つい右側に立ってしまうエスカレータ、ゴミの散乱していない地下鉄の車内、どこに乗れば乗り換えに便利か表示された地下鉄のホーム、あろうことか置き忘れてしまった財布を自宅まで届けてくださったタクシーの運転手、暑い日差しにかかわらず、サングラスを掛けた人の少ない街中…。

とまあ、色々あるが些細なことである。些細であるが故に、普段気付かないことでもあるのだろうが、当たり前のことが、ちょっと違ったところに行けば、当然のものではなくなる。そうしたことも、初めての海外生活を満喫できたからこそなのだろう。そして、些細であって、すぐに順応していくこともあるが、それ以上に、どうしても慣れていけないだろうし、慣れていく必要もないと思うこともある。

そうしたことは、流されることなく、大切に守っていきたいと思う。
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  by gentlemandinner | 2008-07-16 23:50 | tokyo life

帰国。

今日、2006年の6月から2年余り生活してきたLondonの街を離れ、帰国します。
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このLondonの雲が厚い空は、疎ましく感じる方も多いようですが、私はこの雲の連なりによって遠近感が強く映し出される景色が好きでした。晴れ間のみえる空がこんなにも清々しい気分にさせてくれることを、30数年生きてきて始めて知ったような気がします。

そして、2年という歳月は、それを前にすれば長いようでいて、過ぎ去ってしまえばとても短く、この期間に起きた様々な事象は、Londonの空のように、一喜一憂させられることの連続でした。今後それをどう生かしていくか、しばらくゆっくり考えることとして、「喜」「憂」共に全て貴重な経験であったと感じています。

これまでも環境の変化に際しては様々な想いを抱いてきましたが、今回もまた色々な感情が行き交いしています。新たな生活への楽しみや、後ろ髪ひかれる想い、様々ありますが、ひとまずは、自分らしく、何事にも正面から向き合って、頑張っていこうと思います。


Londonでお会いし、お付き合い頂いた皆さん、ありがとうございました。皆さんとのお付き合いは今後も続くものと信じています。皆さんの帰国の際、あるいは、再び私が訪れました際に、また美味しい酒を飲みながら、楽しい話を致しましょう。私もそんな話ができますように、試行錯誤しながら頑張っていきたいと思います。

同じく海外留学・研修中の皆さん、東京でこれまでお世話になってきた皆さん、遠方から色々と貴重なアドバイスや励ましを頂き、ありがとうございました。東京で、あるいは海外で再会できますことを楽しみにしております。
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  by gentlemandinner | 2008-07-14 13:00 | london life

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