斜塔。 in Pisa, Lucca

海外に限らず、誰にももう一度訪れてみたいと想う街が1つや2つあるだろう。7年ほど前に訪れたFirenzeは私にとってのそれであり、我ながら渡英後1年半のうちに色々な街を訪ねたと思うが、Firenzeに対する想いはあまり変わらなかった。

そんな想いからLL.M.の友人に連絡を取ったところ、Firenze周辺のトスカーナ地方の街や、その隣ウンブリア地方について語る熱のこもったメールが返ってきた。元々今度行くならSienaやSan Gimignano、Assisiなどにも立ち寄りたいと思っていたこともあり、今年のクリスマス休暇はこの地方で過ごすことに決めた。

そして休暇に突入して早々、早朝の便に乗り込む。London-Stansteadの空港は、多くの人が今日からクリスマス休暇に入るということもあり、想像以上の混雑ぶりだった。いつもながら搭乗と同時に眠りにつき、着陸の音と震動で目を覚ます。そんな形で一時的に睡魔を振り払い、Pisaの街に入った。

Pisaといえば、ガリレオを生んだ町、斜塔のある街として知られていることは言うまでもないが、この斜塔のある空間は、白と緑の落ち着いたコントラストで彩られ、期待していた以上の美しさと厳かさを感じさせてくれた。
c0105551_944433.jpg

15ユーロという入場料はいただけないが、この塔は、傾斜に向って登っている際には、実際には見た目ほどの段差がないために歩を進めやすく、傾斜している側を登っているときは、遠心力を感じるが如く、自然と外側に体が流される感覚があった。万有引力体感といったところか。

塔の上からはPisaの街並みや、トスカーナの静かな田園風景が見渡せる。
c0105551_9451850.jpg
c0105551_9453735.jpg

が、傾いた塔の上にいると想像すると足が震えるので、早々に退散を余儀なくされる。斜塔のある広場で、ドゥオモなどに立ち寄り、小さな街を散策しつつ、駅に向った。
c0105551_9466100.jpg

Pisaから30分ほど電車に乗ったところに、Luccaという、また小さな街がある。城壁に囲まれた静かな街であり、イタリア人の友達から薦められていた街の1つでもある。
c0105551_9463123.jpg

街の周囲を囲む城壁を抜けてすぐに目に飛び込んでくるのが、この街のドゥオモ。裏側が、アーチを施した柱廊になっているのが特徴的だという。
c0105551_9465285.jpg

白く美しいファサードと男性的な鐘楼のバランスが絵になる。
c0105551_9471412.jpg

そして、この街には、ドゥオモと同じような美しいファサードを有する教会があった。
c0105551_9473662.jpg
サンミケーレ・イン・フォロという名の教会は、下部に大きなアーチを持ち、その上に4層の小さなアーチが重ねられ、繊細な彫刻が施されていて素敵というほかない。
c0105551_947541.jpg

小さな街ながら、教会を除いても見所は多い。イタリアを代表する作曲家Pucciniの生家もこの街にある。
c0105551_9481678.jpg
そして、かつてRomeの闘技場があった広場には黄色で統一された建物が並んでいる。
c0105551_9484668.jpg

いささか駆け足ながら、十分過ぎる満足感に浸りながらFirenzeに向った。
[PR]

  by gentlemandinner | 2007-12-22 18:14 | travel

<< 絵になる夜。 in Firenze Chelsea 2-0 Liv... >>

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE