冷静と情熱!? in Firenze

夜が明けて、リピートされる目覚ましと格闘の末、うっかり完全な二度寝に入ってしまい、予定していた遠出を断念。Firenzeの街を散策することにする。今回は2度目のFirenzeとあって、気ままにぶらぶらすることにした。

しとしと雨が落ちてくるのは、自然と歩みが遅くなって、却ってそぞろ歩きには良い(ということにする・・・。)。そして、このどんよりした空気がこの街の雰囲気にはしっくりくると、無理矢理自己満足することにする。

昨晩と同じく、この街の好きなルートを歩き、ドゥオモからシニョーリ広場、ウフィッツィ美術館を抜け、ポンテベッキオを眺める。
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アルノ川の対岸を少し行くとピッティ宮が堂々と存在する。
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ここは、元々は、この街の大商人が建てた私邸で、その後、歴代のトスカーナ大公が居宅としたところだという。そして現在は、2階がパラティーナ美術館となっており、かつての大公らのコレクションを眺めることができる。このコレクションが並みのものではない。ラファエロやテッツァーニの作品がこれでもかと言わんばかりに所狭しと並び、宗教がの良し悪しが分からない私ですら、ひきつけられるものがある。

ピッティ宮を後にして、次に見たいものと言えば、アルノ川の対岸から眺めるFirenzeの街並みである。長い坂を上って、ベルヴェデール要塞までくると、靄の中、屋根瓦の広がりの中に存在感を示すドゥオモが見られる。霞んでいるのが残念といえば残念であるが、この風景は大好きだ。
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要塞の裏手に見られるトスカーナの緩やかな曲線の美しさにも癒される。
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そして、クリスマス色に彩られたカルツァイウォーリ通りにて、一軒のグラブ専門店に惹かれて立ち寄る。Firenzeといえば革製品で有名。これならば、機内持込の手荷物たる愛用のノースフェイスにも押し込める、と、自らのクリスマスプレゼントなどを購入…。
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ささやかな満足に浸りつつ、一旦ドゥオモまで戻ってきたところで、ふと見慣れた顔の2人を発見する。London留学中の弁護士仲間で、今朝Romeに入って、日帰りでFirenzeにやって来たという。Firenzeと言えば、ドゥオモではあるが、お互いにここに来ていることは知らず、私は本来ならSienaに行っていたはずで、彼らも思い立って今朝決めてここにやってきたという、全くの偶然であった。シチュエーションは全く異なるが、ふと、「冷静と情熱」の再会を思い出すこととなった。

丁度昼下がりということもあって、ランチを共にさせてもらうことにし、トスカーナの名物三品をシェアすることに。

Ribollita。昨晩にも食べたものであるが、これはやはり旨い。
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Anitipasto Tosacano。要は数種のサラミの盛り合わせ。塩気がきつ過ぎずワインに合う。
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Bistecca alla Fiorentina。
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ミニマム600グラムからという、分厚いTボーン・ステーキである。レアの焼き具合ながら表面は香ばしく焼き上がっていて美味い。イギリスのスコティッシュ・ビーフもそうであるが、日本の肉のように柔らかくはないけれど、肉の味や香りがしっかりしていて、こちらの肉は美味いと感じる。

食事を終え、目的が一致したので、さらにお邪魔虫を続け、ウフィッツィ美術館に向う。ここは、これまで訪れたことのある美術館の中で、個人的には最も好きな美術館の1つである。ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」もいいが、「春」の方が特に好きかな、と思う。

最後にガリレオやミケランジェロらが眠るサンタクローチェ教会を訪れるも、時間切れで中に入ることは許されず。
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Romeに帰る友達を駅で見送り、今日の散策を終えた。
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  by gentlemandinner | 2007-12-23 23:21 | travel

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