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Chelsea 1-0 Reading    -28-

今、Africa Nations Cupなるものが行われている。いまやAfricaという地域はfootballの世界で主要な地位を占める。古くから中南米がそうであったように、Africaの地で幼い頃に才能を見出された選手は、ヨーロッパ各国に渡るという構図が確立している。

勿論、Premier Leagueにも、そうしたAfricanから渡ってきた優秀な選手が多く活躍している。そして、Bluesは、Ivory CoastのDrogba、Kalou、GhanaのEssien、NigeriaのObiといった当該国を代表する選手を抱え、そのため、彼らを欠く苦しい戦いが続いている。通常、ワールドカップなり、今夏予定されるヨーロッパ選手権なり、ヨーロッパのシーズン期間中を避けて開催されるものだが、Africaという土地柄か、夏の開催というのが難しいためであろうか、ヨーロッパのシーズン真っ只中に開催されている。 正直なところ、主力の多くをこの大会に取られ、この期間に多くのポイントを落とすことを危惧していたのだが、今日を前に、8連勝という戦績。尤も、そのうち7勝が1点差という綱渡りの状態である。

そんな厳しい戦いの中で最近のキーマンの1人は、ドイツ代表の主将Ballackである。ゲルマン魂の塊のような選手である。昨年、鳴り物入りの入団も、力を発揮しきれていない感じはあり、イギリスとドイツの歴史的関係から、戦犯扱いされてもいたが、言われているほどにひどいパフォーマンスではなかったと思う。が、長い怪我から復帰して以降、周囲の批判を黙らせるだけのプレーを見せている。

そして、今日も先制のゴールを決め、トレードマークとも言うべきゲルマンの咆哮。でも、まだ後半に入ると、運動量が落ちているような気がする。そのせいか、試合の終盤に入ると、ミッドフィールドのバランスが崩れているように思えてならない。Lampard、Essienという中盤の主力の復帰まで持ちこたえることができるだろうか。

  by gentlemandinner | 2008-01-30 22:24 | football

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